MacBook Pro Retina 15

発売からかなり時間が経っていますが、MacBook Pro Retina の15インチモデルを購入しました。


発売当時からいいなあぁ、とは思っていたのですが、Airの13インチの新型を待っていた、というのが正直なところだったのですが、Retina13が出ましたので、それをみて、散々迷った結果です。

今家にあるPB13は、SSDやバッテリが簡単に交換できてDVDも付いている貴重なモデルですので、壊れたMacMiniの代わりの家サーバになってもらっていて、そのまま使っていこうと思います。iTunesの管理もDVDある関係でやりやすいですしね。

iBook AutherやXcodeを使うことをメインと考えていたので、広い作業領域、文字の見やすさ、ってのが自分の必須条件。
VAIOでosx86を色々できないかやってたんですけど、Quadの256にしてしまったのが失敗、もうあれ、認識が大変、自分的にはできませんわ(笑)

で、久々にUSキーボードにしています。
うーん、英字を入力するのがメインになるので、これにしたんですけど、もう、これ、使いにくいですわ(笑)
英字ボタンがないので、入力後の強制英字変換、あれ、キーがないー、とか、会社も他のPCもJISなので、記号の位置ちがーう、とか、リターンが狭いので間違ってまわりのやつ押しちゃうとか、慣れは恐ろしい。
数年前までUSがデフォルトだったのに、体がJISに慣れきってます。

で、やはり、文字は奇麗です。
もっと驚いたのは、Retinaオリジナルじゃなくて、1680x1050のモードです。
正直、Retinaオリジナル(最適)にしてしまうと、1440x900の広さになってしまうので、ちょっと狭いですよね。
うん、Xcodeとか立ち上げるとやっぱり狭い。
さすがに dot by dotにして2880 X 1800 にするってのはやり過ぎなので、奇麗な頃合いを考えて1680x1050にしています。

驚いたっていうのは、ドットの感じそのものが2〜30cm離れた距離で判別できないってサイズということは、普通の外付けモニタとかでみた場合(dot by dotでない表示モードで)の、あの『もや〜』っていうアンチエイリアスの処理の汚さがが『わかりにくい』んですよ。つうか、間近で目を凝らして、ああ、もしかしたらグレー色がある、って判るくらい。
これはいいですネ。
このモードでも十分に文字が奇麗なんです。すばらしい。これはRetinaの恩恵さまさまです。正直、iPhone4〜5でRetinaに慣れきってしまったので、いまさらザラザラしている(会社のがそうなんですけど)モニタで文字を書くのは嫌だったんですよ、疲れるし・・・。
小さな字でも読みやすいっていうのが大きい。
今まで液晶で9pt以下なんて見たくなかったけど、Retinaなら5ptまで読める。正直、もう文字を画像で作るのやめてください汚いですっていうこの気分(笑)

そうそう、写真左上の小窓に載せた、カバーですが、秋葉ヨドとかみても良いのが売っていないのでしかたなくオクで購入。でも昔のPowerBookG3を思わせるようなつや消しのゴム感触の黒なのでなかなか所有感が高いです。つぅか、懐かしい〜。

重さは、というと、やっぱり重い。同じ15インチのVAIO SEと比べると歴然。
う〜ん、これはしゃあないですかね。
後、画面がカクカクするとかいう話もありましたが、いまのOSのVersionとFirmWareで対処されているのか、全然感じません。

LCDはLSN154YL01001、つまりサムスン製でした。まぁ、これでも十分奇麗なので諦めてます。
ちなみに調べるコマンドであるioregなんたらってやつ、blogとかで書かれていたりするやつは、ダブルクォートとかまたは|のフィルタのとことか、[ ] のとことか、微妙に全角になっていたりしているものがあるんで、半角に直さないと使えないですよ・・・。

にしても、ノートからiMessageで携帯にメッセージが送れるようになっていたり、TrackPadのジェスチャーでのアプリ切り替えとか(そういや新しいスペース領域はポゼ中にcmd+Optionで「+」が左に出るのね)、便利になりましたね。
数年前のMaxOS X 10.0から比べてたら、もう天と地ぐらい。
漢字Talk時代の自分流のカスタマイズってのには離れてしまいましたが、そういうのはもうiPhoneとかで恩恵を受けていますからね、作成する道具としてのパソコン、という意味で、これはもう完成系なんじゃないかな、と、って思ってても、まだ液晶の高解像度化の技とか残っていたりするわけですから、真剣に製品を作ることに向き合っていれば、まだまだ余地はあるってことですよね。
日本は何やってんだか、もう。


んでもって、最近のちまたに溢れてきたWindows8タブレットからPCに変形する、いわばガウォークなタイプも出始めてくると、これって本来MacOSのPCで実現すべきスタイルなんじゃねえの?
って思ってみたり。まぁ、その回転の仕方はCLIEとか携帯とかで散々やったものをPCにもっていっただけなので、ふーんって感じにしかならないので、わくわく感はないんですけど、ついさっきまで作っていた資料を持ち歩いて、簡単にPowerPointとかの書類がテーブルでプレゼンとかできるは、企画系の人間には涙もんですわ。早く安く出回って、会社とかでも使えるようにならなかなぁ〜。
また、今後、MacBookAirの立ち位置は、その辺に落ち着くんだろうな、っても思います。
でも、そうすると、iOSであるiPadとMacBookAirの境が判らなくなりそう。

ってことで、今後は、こうかな?

・編集は15インチ以上のMacBookProで。
・13〜10のサイズは、iPad的に使えるiOS搭載とMacOSX搭載の2つの系統
(そして、それらはタブレット形式にもなる)
iPadの主流は7.9インチになり、それ未満はiPhone/touch/nanoへ

って感じでの整理じゃないかな。タブレットモードになれる13サイズが出れば、ヒットしそうな反面、osX搭載の編集ができるタイプとそうでないタイプの混在がややこしくなくなるまで整理されるのは、まだまだ先になりそうでしょうね。

その間、Windowsは8とonline Officeの台頭で化けそうです。
先日から始まっているオンラインストレージであるskydrive、これを前提としてOfficeが広まると、色々ややこしくなりそうです。Officeの新しいのとかバンドル版とか買うときどうしようっていう悩みから解放されるので、楽になりますしね。
今だって、バンドルしていないPCにもMicroSoftからダウンロードして簡単に使えるようになるし。
その分、企業はますますデータの管理をどうしていったらいいのか悩みそうが・・・。

今、skydrive/iCloud/DropBox ... Googleのもあれば、他にもオンラインストレージはたくさんあり、全部無料でかき集めればいっぱしのノートと同じぐらいの容量が無償で使えちゃう。

こうなってくると、自分のデータをどう保管してどう保護をかけるかが難しい時代になってきちゃいますよね。
とりあえず、今は重要なデータはSSD、また作成可能なでかいものはHDDっていう区分けで退避していて、SSDの一部の写真などはオンラインにバックアップってやっています。

なんか、こう、もうちょっとスマートで保護をかけられて、安全にデータをとっておくいい方法無いですかね。まぁ3年も後になれば、一人100GBくらい無償で借りれたりするんだろうから、そうなりゃどっか大きいところに預けちゃえばいいのかな?

なんにせよ、もう、家でせこせこサーバーつくったり色々苦労する時代も終われそうですね。
後は、自分で何を作れるか。
そして企業はそれを超えて個人に何の夢を見せられるか。

とにかく改革を企業の内部からしていかないと、変われなさそうですよね。
しばらくは、自分もそっちに力を入れていきたいと思っています。だから、まだまだ ROM モードでいきます。クリエイティブの再開はまだ先かな。

また、相変わらずのペースになって、次いつ更新できるかわからないけど、気長にのんびり。
まぁ、お互い頑張りましょう。