未曾有の危機と、危機感を感じない大人達

お久しぶりです。

この間、色々ありました。
まずは大震災ですよね。津波も含め被害にあわれた方への葉は言い表せない状況です。
本当に大変な惨事だったと思います。
うちも親が那須の方にいまして、タンスがひっくり返ったり、瓦屋根が落ちまくったりしていましたよ・・・。

また、これによる原発事故のため日本は壊滅的なダメージを受けました。

東日本の漁業、農業、観光業、およびそれらに付随する加工業、すべて死んでしまいました。
マスコミがどう言おうと、政府がどう言おうと、ちゃんと写真なり煙なり数値の上昇具合をみていれば、チェルノブイリよりも酷い状況が待っているのは誰もが感じているのではないでしょうか。
なんといっても日本の場合は人口密集度が違いますし、逃げる場所が、逃げた先での仕事がありません。

そんな人災が起きているのに、当事者である東電の上層部はケロっとしている感じ。まるで危機感を感じていない発言が続いています。
しょせん、日本の、特に大きな会社や古い会社の上層部なんてそんなもんだ、ということです。

前に、今は若い人が頑張ってるけどそうでない上層の人間が社会をだめにしている、というようなログを書いたことがあります。
今、その現実がようやく浮き彫りになってきています。
まぁ、裕福でない私も含め、ある意味では諦めも受け入れ現実に向き合うしかないんですけどね。

これからの日本は原子力に対する研究やバイオテクノロジー、その他を含め研究が盛んになるでしょう。それに対する国や財団の支援も増えるでしょう。
そして、ますます裕福な層とそうでない層の差がはっきりするでしょう。
どこかのRPGとして聞いたような世界になっていきます。
下界と上界みたいな展開です。
下界は放射能とか廃墟とか、ほぼスラム化したようなところで上界は電気をたくさん使って楽しそうに娯楽を楽しむ世界です。

残念ながら、これが20年後の日本かもしれません。


さて、うちの分野の話に戻します。
この大震災の前にデジカメを新調しました。今までデジカメは
CASIOのQV10という世の中にコンパクトデジカメを広めた名機を手にして以来、FUJIFILMの発色の良いカメラ→SONYのCyberShot→FUJIFILMの明るい画質→Panasonicの手ぶれ補正、と変遷してきましたが、最後のPanasonicのデジカメを買って7年くらいになり、ようやく我が家に来たデジカメは、SONY のWX10です。

しかし、デジカメは本当に安くなりましたよね。
初めに買ったデジカメは1994年当時で6万を超えていました。その後手を出すデジカメはみんな5万越えばかり。いや、そのとき対象となっていたカメラは全て最新最高に近いモデルだったのもありますが、そのときの普及価格帯ですら3万を超えていました。
今回、普及デジカメが1万前後、最新の自分で欲しいと思うカメラがなんやかんやと特典ポイントつかって3万しないで買えてしまった事実に驚愕でした。

そのカメラ

・明るいレンズ、夜景に強い
・速いシャッタースピード(今までに比べたら)
・光学ズームの良さ
・対応するメディアの入手しやすさ
・最新の技術を使った自動撮影モード
・そこそこ持つバッテリ

という私の条件を軽く満たしてくれました。
正直、もうちょい小さくて軽い方がうれしいのですが、それでも今まで使っていたものよりも軽快で満足しています。

ソニスタでデザイン刻印したのでこんな感じです。
で、使ってみて、思ったこと、まずはダメなところから。

・日中が弱い気がする。相変わらずSONY特有の色褪せた感じがまだ少しする。ただし逆に夜景はすばらしく綺麗。

・レンズ性能をオーバーした無駄な最大画素数。はい、一番上のモードで生データを見ると、かえって汚い気がします。でも、まあ、プリントして使うなら縮小されるので問題ないのかな。個人的には無駄な画素数だと思うので、撮影は12Mの16:9ワイド一択です。我が家では写真をTVで見るのが基本だしね。

・背面のデザインが・・・・orz。なんいうかチープ臭、安っぽく感じます。

・日中の空の色、ストロボ撮影が苦手。うーむ、これはSONYだから仕方ないしコンパクトデジカメだからどうしようもないと思う。特に逆光で空をバックにして撮影する人は納得のいかない色がでるかもしれない。

まぁ、こんな感じかな。

前代のPanasonicを使うころから、もう、PhotoShopを使った画像補正を一枚一枚やるのやめていて、できるだけカメラ任せで撮るようにしているのでオートで綺麗に取れるって言うのは私にとっては一番の魅力かな。
レンズのおかげか、ストロボ禁止で撮影することを中心に撮る側がモードを意識して切り替えていけば後で加工なんかするよりずっと楽。

普通にシーンセレクトだけ初めにするように心がければ、後は何も考えずに綺麗に残せる、まぁ、あれだ、にわかカメラオタクにはもってこいな感じ(笑)

万人にはお勧めって感じじゃないけどね、すこしゴツイし分厚いし。

付加機能として?のパノラマ撮影も簡単で結構使える。HD動画もわりといい。バッテリの持ちも結構いいし、そつなくバランスの良い機種だと思います。


上2つはちょっと時期的に早い時にいった筑波山のやつ。3/6撮影。

パノラマはカメラを動かしながら撮るので、ぼやけ画素の連続で油絵みたいになっちゃいますけどね、雰囲気を楽しむっていう意味ならマルかな、と。



さて、今年はどうなっちゃうのでしょうかね。
まぁ、何にせよ、激動の年になるのはまちがいないですよね。いろんな意味で。

では、また。