VAIO typeG2の限界

とりあえず、新規に買うよりは数倍も安く構築できたと思うので、その状況をメモ。
にしても、久々にこのサイズのキーボードで文章の入力をしていますが、やっぱり指に対してキーが小さいですね。

 で、どこまでやったか・・・

(1)Windows7化。ドライバの兼ねあいもあるのでUpgradeで。
(2)メモリ追加:2GB
(3)SSDの64GBに変更
(4)視覚効果はエアロありでアニメをなるべく切る感じで

スコアはこんな感じ。

基本スコア: 2.3

3.7:Core(TM)2 CPU U7600 @ 1.20GHz
4.2:メモリ (RAM) 2.50 GB
2.3:グラフィックス Mobile Intel(R) 945 Exp
3.0:ゲーム用グラフィックス 256 MB の 利用メモリ
5.9:プライマリ ハード ディスク 空き 30GB (合計 49GB)

まあ、グラフィックはハナから諦めていますのでこんなもんですか。
基本スコアは最低をもってきますから、グラフィックで引っ張られて低くなってしまいますが、HDDがずいぶん早くなったおかげで体感速度はかなり変わりましたね。

元に入っていたHDDはTOSHIBAのZIFタイプの1.8インチ。無茶苦茶遅かったから、これを変えるのが真っ先にすべきことでした。
ただ、typeGは分解写真のサイトを見るとわかるのですが、あちこちZIF接続してまして・・・正直めんどくさい!

分解の手順は、裏のネジを15本ぐらい抜いて、キーボードの上側のツメをずらして、外した後、キーボード側のコネクタカバーとして貼られているシール(テープ)をはがしてZIFのケーブルを抜くためにラッチを縦(上)に起こして抜いていきます。
キーボードとキーボード下に隠れているネジ2つ(CD搭載だと2つでなしは3つかな、きっと)、残り2つのZIF接続ケーブルを外し、3枚に降ろすのですが、タッチパッドのZIFコネクタが異様にめんどくさい配置に。
ま、抜くのは簡単なのでとりあえず抜く。
HDDが顕になるのでこれもまたZIFのラッチを縦に起こして外す。
分解サイトにも書かれていましたが右のヒンジ付近にケーブルがありますので気をつけ、逆に左のヒンジにはVAIOではお馴染みの弱い電源コネクタがありますのでイカれないよう注意をし、おろします。

HDDを取り替えた後、ねじ止めする前にキーボードまで戻して起動時のF2押しでBIOS画面にてSSDの容量が表示され認識されるのを確認し、認識されなかったら、それはきっとZIFの接続が裏表逆なので差しなおして再度確認。
電源がスイッチ押してもすぐ切れちゃうようなら、それはキーボード下の2つのZIFケーブルの右側がちゃんとささってないためなので差し直しか、左ヒンジのところでケーブルを変なところに絡めていないかを再確認して再度組み直し。

無事BIOSで確認できたら、もとのHDDを1.8インチのHDDを納められるZIFタイプの外づけケースで繋いで引っ越しソフトを利用すればOK。

今回はダウンロードで買えてすぐに使える、かつ日本語ばっちりでリカバリ領域もコピってくれる「Final引越」を使いました。ダウンロード販売の際、ISOも落とせるので別PCもしくはあらかじめCD作って置けば安心。

CD入れて起動し、操作に従って1時間ぐらい放置して引っ越し完了。


さて、気になる使いかっての速度は・・・

 VAIOロゴでてからカーソル動かせてクリック反応とれるまで35秒。
 スリープ解除で10秒。

ま、MacBook&IntelSSDのBootCampにXPいれててもこんなものなので一応満足。まあ10万越えずに安心のモバイルPCを作るにはこんな感じでやるしかないですね。
正直、DVDエンコにも向かないですし、LLバッテリじゃないので5〜6時間しか持たないですが、その気になれば10時間越えのバッテリも手に入るし、iPhoneテザリングでインターネットもできますから、十分でしょ。

本当はiPadIIS+SQLの実験サーバーみたいなものを構築できてVBのプログラムもかけて、ってできれば最高なんですけどねえ。
そこまではいかないか。

でもFileMakerが出たのでMac中心なら面白い展開になっていくかもしれませんね。iPadで即DBや数値の参照ができるようになるといつでもどこでも便利ですしね!

iPadですが・・・
これね、正直「こう使う」っていう目的のに人が買ってもインターネットとメール見るだけの端末になりますね。

でも、システム手帳がわりにつかう!
とか、DVDをエンコして見る!とかサーバーにPT2で地デジを録画してAIRVIDEOで観る!
とか、ナビのソフトを購入して車のお供にする!
とか、家族などで対戦将棋やリバーシなどのゲーム盤にする!
とか、断裁機つかってスキャンや青空文庫等インターネットで本を落として読む!
とか、ビューンなどのちょい読みの雑誌をゴミも増やさず重い鞄に耐えなくても軽く読みたい!

などのような目的があって、かつiPhoneのサイズでは目が疲れるし小さくて嫌、という人が重宝する端末です。

なんでもそうなんだけど、PCでも「こう使う」ってのがイメージされていないで買うのは結局ただのゴミですからね。

うちのiPadは、嫁さんがメインで使っています。彼女は文章をblogでアップしたりするとかよりも、逆に観る側中心の人なのでかなり重宝しています。

個人的には、中古で1〜2万で買えるようになったらWiFi版を仕事で手帳が割りに使いたいかなあ。
「大学ノート」みたいな感覚で使えるソフトもあるし、軽いチャートやフローのラフスケッチするにも「iDesk」みたいに簡単に書けるものがあるし(これあくまでもラフ用、最終的にはこれみながらPowerPointで新規に作る)
結構、仕事の脇に置いておいてササっと小道具として使うには便利なものが増えてきて楽しいですよ。