4について

ううむ、どうしても気になる。まだ、iPADの3G版すら出ていないタイミングで、秋までにOSが4になるという。
そして、その内容が、マルチタスク等のサポート、しかし、3Gの俺が買ったiPhoneはサポート外だということ、そして、iPhone版とはかなり遅れてからiPADのアップデートがくること。

特にずれる理由については、解せない。
中身同じものなら、そう変わらずできるはず。

そう、同じものならば、だ。

考えられるのは、まず、3GとWIFIでメモリやCPUの構成がが変わること。
今回のイベントで、ん?と思わせておいて変えちゃう戦法。何も無いと、当然知らなかった、ずるいって騒ぐでしょ。

もう一つは、今回の殆んど3GSと中身変わらないiPADの構成が、壮大なる在庫調整の一環かもしれないということ。

普通ならあり得ない…よもや待望の新製品が実は在庫調整で発売され、ある程度利益を得てから、本物の、つまり、本来積む予定だったA9のCPUを積んだものが登場というシナリオ。
実はA9の構成で作ると、バッテリがあんなに持たない、とか、少し重くなる、とかあって、でも、それがマルチタスク対応の新型ならごまかしキクだろう、てな感じだ。

それから、実はA9を本来積むべきだったが、生産が間に合いそうも無いと判断して、中身を切り替えたのかもしれない。で、iPhoneHDに併せて準備して、秋に高速版のアップデートがくる感じ。
先に使ったユーザーでも、また買う可能性があるし、中古市場に大量に流れる→安いのでさらに買う人いる→パイも広がる→ゲームなどのユーザーも結果増える、というシナリオが見え隠れする。

とすれば、今後のことを考えて、オンラインでゲームなどをやってもらうための、フレンド作成のルール作りなど、新しく4の中に盛り込まれた技術、そして、開発者が広告という手法で得る収入源の確保なども、なぜ今そこまで踏み込んだ設計にしたのがみえてくる気がする。

ゲームなどの制作ともなれば数ヶ月にもなるだろう。売って終わりじゃ悲しすぎる。
そこまで考えて、かつ、秋の新型とともにソフトも充実、ってやりたいから今なのかもしれない。

このiPADの特性は、PSPなどのゲーム機本体と違って、複数台あっても全く困らないデバイスだかし、パソコンを買うことを考えれば安い。親にプレゼントしてもいいだろう。

少し脱線したが、これから真っ先に買おうとしている私みたいな人は、最悪買ってすぐに新型でマルチタスクと相性がいいモデルが出てしまうことも頭に入れておいた方がいい、って思える今回のOS4の発表であった。