ネットブックと家のPCのあり方と5年後のPC


そろそろAppleネットブックが姿を現しそうな勢いですが、Windows側ではネットブックはもう一回りした感じで落ち着きそうですよね。

このネットブックという考えのPCは、古きMSXの時代まで遡るイメージで、ようやくパーソナルコンピュータを身近にしたものといえるんじゃないでしょうか。

でも、家の中にPCがあっても、個人でそれぞれが持っていても、実はよっぽどヘビーな人でない限り、

・インターネットでブラウズ(情報収集)
・インターネットTVやYouTube、ニコ動画等を見る
・それなりにメール
・ハガキシーズンのみプリンタ
・旅行後の写真関連
・ゲーム
・blog更新

ぐらいになっちゃうんじゃないかな?

・趣味でお絵かきとか
・ホームページ作り
・DB作成
・お菓子とか料理作る資料作成

とかやってても、24時間のうち、何時間稼働しているんだろう?

とか思う。たとえば、1日平均2.5時間使ったとしても、
1年で900時間とかしか使わないわけ。1日あたりの使用時間なんて、上記で考えると12万のものを買ったって、300円ちょいぐらいしか払ってないんだけど、使われない時間のほうが普通は圧倒的に多い。

片や、携帯電話は 朝7時〜夜11時まで稼働していることが多くて、パソコンの半分以下の値段だったりする。

こう考えると、人間の生活に、如何に「携帯電話」が重要なのか、って見えてくる。
たしかに、趣味でお絵かきとかDB作成とかは無理だけど、先にあげたものなんて、全部iPhoneとか最新の機種ならこなせてしまう。

じゃぁ、パソコンの利点て何?
て考えたとき、「大画面」「高速」しか無いような気がして来ます。

こうなってくると、パソコンにその2つを求めない人に如何にパソコンを売るかということを考えたとき、適当な付加機能が必要になってくるってのは仕方がないことです。

で、美しいデザイン、とか、TVを付ける、ってなったりしてきます。
TVってのは、実は使っている人は一人暮らしでは結構多いんですけど、ここのところはディスプレイが安くなってきているので、後2年もすれば大画面TVを買う方がいいってなるので、意味無し。

VAIO-TP1のせいで、パソコンでTVを録画するなんて意味がないというか、日本では著作権とソフトのせいで無理、絶対無理、できません。できてもまともに使えませんって立証されてしまったし、美しさにおいては、Appleを越えるようなものも作れないでしょう。

そして、タッチできる安いPCがでてきたら、もしかしたら、置いておくとデジタルフォトフレームになるかもしれない。つまり、24時間使える安いパソコンが登場したら、もう、あとはハイスペックを要求するゲームするときしか、家ではPC要らないってなっちゃう。

たとえば、今のMacBookのように、ゲームにも問題ないスペックでiPhoneのようなタッチ操作ができるネットブックが10万以下で出たとします。
そしたら、もう、国内でのPCの市場は終りじゃないかと思います。

GUIでは、MacOS Xに敵いませんよ。もう。MacOS Xを採用しなかった、できなかった国内メーカーはWindowsと共に沈没です。

こう、つらつら何がいいたいかというと、

今後、日本で、パソコンの需要って、あるの?

ってことですわ。
もし、今のパソコン並のスピードを持つ、タッチ操作ができるネットブックがでちゃったら、業務用途以外、パソコンの需要って、あるのかな?
って、感じがしてきた。

あるとしたら、家のサーバーというジャンルしか無いんじゃないかと。
でも、それそのものが、クラウドに向かっているわけで、
そうなると、
本当に、
パソコンって・・・


いらない?

・・・iPhoneが今以上に高速でUSB機器つかえたら、ほんとにいらない?


っていう可能性が見えてきた。だとしたら、もう数年後のコンピュータ世界は、どうなっちゃうんだろう?
やっぱ体内連動もしくは体内埋め込み?
頭で考えるだけで目の前にgoogleで検索した後の画面が虚像で浮かび上がる?

うーん・・・

一寸先は闇、というより、5年後のPCの姿が見えないんです。

今から5年前はCLIEとか色々楽しかったし、XP台頭で楽しい時期でしたが。
もう、先が見えない。