君臨

とあるところで見たニュース。

公務員の高額な給料のために市民は税金を払っているという内容。市長が税金の使いみちの透明さを問うためにHomePageで給料数値を公開した、という。

・その市の税収はわずか20億円
・従事している職員計268人
・市職員で年収700万以上が54%

つまりこれだけの情報で、268人中、約145人が最低でも年間700万もらってるということで、その人たちの給料で10億15百万。まぁ、半分以上持っていかれてるというのがわかる。

・その市の市民の平均年収が200万円にも満たない
・県でみても平均年収が380万円のよう

らしい。
公務員の給料は市民の給料とかけ離れてはいけないはずなので、268人−145人の123人の給料は、従事している職員の平均・・・まぁ多く見積もって倍の年収400万としようか。
400万が職員平均として×268人で軽く10億7千2百万。
しかし、700万越えてるのが54%で、越える・・・が・・・、既に先に145人が相当の金額をもらっているので、差引くと5〜6百万しかのこってない。ん?123人は毎年2万ぐらいで働いているのか?
ありえない。残りの人たちだってちゃんともらっているはず。抑えたとしても平均年収の200万として、200万×123人で約2億5千万は使っているはず。

ということで、ざっくり13億は労務費・・・。20億中13億が労務費って、これだけでもOUTな話だろう、でも、飛び交うコメント文字には実際の労務費が23億で既に歳入を越えているという内容も見かけられる。

まぁ、どこの企業でも労務費ってのは4〜60%程度になるので数字的には妥当な線なのかな?と思っていたが、色々突っ込んで調べると、やっぱり「?」の部分が多い。
まぁ、さすがに歳入歳出全てに目を通してこの話を出してきているわけではないので、トンチンカンな数字を書いているかも知れない。


でも言えるのがある。

このニュースを見て思ったのは、以前のログで書いた「使えない役所の人」。
ああいう人が、こういう給料をもらっているのだろうか? だとしたら、俺等は哀しい。哀しすぎる。

確かにその人たちの家庭もある。だから今すぐ首切れ、減俸しろ、どう、というのは直接的には言いにくい。
でも、その人たちは、勤続年数を考慮し、他の市民平均で計算すれば、一生分をもらっているんじゃないだろうか。

役所勤めもしくは警察でも消防でも病院でも事務系の職種で高年収の方々には、これこそ、早期退職してもらい、仕事を働きたくても働けない人に譲るべきではないのか。

そもそも市や公務員で医者とか警察とか消防とかでない事務職なんてのは、市民のローテーションで役回りさせてもいいものではないだろうか。
市民全員がコネなしに数年間は働ける権利を持てるって感じだ。

または、市民の平均年収×40年の数字を越えていて、55歳以上になったら「それでゴール。早期退職を願います。」ってのはどうだろうか。

今、公務員はコネがなければ倍率が高い試験に受かっても仕事につけないと聞く。
コピーとったり受け付けて書類出力するだけの仕事なんて、正直アルバイトでいいだろう。
そのコネってのは、既にお金を潤沢にもらっている家の子供か親戚なわけだろう。

公務員、とりわけ役所につとめる人については、市民が投票なり監視する仕組を付けて正解のような気がする。

日本の雇用や不景気は、間違いなく仕事をしないでお金をもらっている人が多いために起こっていると確認できそうなニュースだ。

こういうのは、ぜひ、全国に飛び火して欲しい。