終焉の形

PlmaOSが終わりましたね。以降WebOSになるようですが。

色々感慨深いものがあります。
そういえば、しろクリファーストガイドも放ったらかしでしたね。当時VECTORで購入後のダウンロードができないため、無料配布同然になってしまう問題が判ってからそのままでした。
CLIE TH55用のアイコン販売も放置したままですね。もっとも今でも1〜2月間隔で1〜3本売れるんですよね。だからってのもありますが、そろそろ潮時かな。
Handangoの方は停止しています。Iambic社経由の販売も気がつくと終了って感じですね。
N700Cで始まって、NX70、UX50、TH55と色々楽しかったです。

CLIE系だけでなく、MacでDuo230が出たときから、PB1400、PBG3、そしてVAIO505EX、C1、Z、SRX、typeF、PBG4、今の削りだしMacBookと色々な機種を経由してきたPC系の日記も(既に大部分は非公開になっちゃってますが)やってきましたっけ。

MacOS7.5ぐらいからMacOS 10.0、Windows98からWin2000→XPというのもあって、なんだか激動のPC時代だった気がします。

今、ふと振り替えると、あの頃に経験したことは自分の中に色々な形で残っているけど、別に将来必要になるものではない、というのが良く分かります。

まだこの10年ぐらいの間のことなんですよね。

MacOS Classic時代→Macというオモチャに皆で想い入れる感じが楽しかった。
PalmOS時代→なんとか皆で便利にしていこうという気持ちがあったかと思う。

両方とも似たようなユーザー信仰時代を過ごしたんだけど、PalmOSの日本展開については、プログラムが出来る人(または神と呼ばれた人の周りの人)と実際に使うユーザーに乖離が見られた感じ。かくいう私もMacの時には輪の中に飛び込みたくて仕方なかったけど、Palmのときは飛び込みにくくて躊躇してましたし。Palm系ではOFFもほとんど出なかったな、そういえば。

結局閉鎖的になったものはダメなんですよね。
知らない人をどれだけ仲間にできる「和み」と「余裕」があるかどうか、それにつきてたかもしれません。まぁ、私が思ってるだけだと思いますけど。

さて、時代は手を伴って簡単に扱えるけど奥深いOSの時代に突入しました。
次は情報の海をコントロールするためのOSの時代になるのですが、そこまでにもう10年いりますかね?5年で変りそうな気もします。

webOSも、結局、情報の海をどうコントロールすべきか、というクラウドコンピューティング用UIに向かってる感じがありますし。

今年は、色んな淘汰が行われて、IT業界がスッキリするかもしれませんね・・・
もちろん、日本抜きで。