MacBook13Late2008#4 macbookにした理由には、他のラインの予測

今後の製品アップデートを考えると今回はmacbook以外あり得ない

ちなみに、macbook関連のログってことで、一応情報としては、今回のインストールDVDやアプリDVDは他のMacで利用できない(もともとライセンス違反だし)ってことを初めに書いておいて、後は推測の話をしていこう(笑)

(まぁ、外付HDDから起動できるMacは健在なので・・・・)


さて、その推測だけども、一部周りから、どうしてmacbook proにしなかったの?という問いがあったので、もう少し突っ込んでボヤいてみたい。

もちろん、デカさ重さや価格ってのが一番なんだけども・・・

正直、今回の発表で「買い」なのはmacbook以外ありえないと思っている。。それは、以下の理由。

  • netbookの7万以下の価格を見て、もう少し画面が広くてお洒落で高速な奴が欲しい、と思ったときの「15万円の価格帯」は、納得の行く妥協点の価格。
  • CPU: 0.4GHz /HDD: 90GB / バックライトキーボードの追加を考えれば3〜4万円プラスの上位macbookを選んでも納得がいく。ちなみに前機種のキーボード交換は2〜3万ぐらいだった。
  • 現時点でHDDもメモリも暴落しているのでPCの価値は「ルックス」と「将来」と「こだわり」に意味がある時代。これについて下記の点で将来を意識した設計になっている点

    1. HDDやメモリの換装が簡単で9.5mm厚で若干余裕ある感じや8GBまでのメモリ拡張性能とか、結構いい。
    2. トラックパッドにおける、摩耗して変色する問題にガラス化した点
    3. クリックするボタンの故障しやすさ(→壊れても、概観にボタンが無いのでタッピングで諦め画面することもできる)
    4. この価格帯でとしては、結構性能のいいバックライトLEDの搭載
    5. この価格帯では十分高性能と思えるグラフィックチップ
    6. 標準的なバッテリスタミナと安易なバッテリ交換。もしかしたら「ガワ付き」大容量バッテリも登場しそうな設計

てところですか。

macbookのベースは普通に日本のメーカで出てくるハイスペックのモバイルノートと似ているんだけど、日本では20万を越えることも考えるとお得度は高い。
20万だして、使いにくいVistaをclassicなUIで使うより、MacOS Xで必要なとき必要なソフトだけWindowsを起動させる方が断然使いやすいと思うのはオレだけだろうか・・・。



次に、他のMacOSファミリー製品で「ちょっと・・・」と思わせる要素はコレ。

macbook Pro

  • proはスピーカーまわりのデザインが素晴らしいが、そもそも15インチのPCでそこまで要求するだろうか?という疑問がある。音質にこだわるなら高価なノイキャンイヤホン等じゃないだろうか。だとすると単なるデザイン上の「好み」=《好みだけの問題では高価すぎる》
  • GPUを2つ積んでいるのに同時に利用できない設計。これが納得行かない。将来では若干変更して同時利用できるモデルが登場する、っていう筋書きが見える=《2009初頭のモデルで改訂する可能性がある》
  • 15インチの大きさが欲しいなら、17インチが欲しい。しかし17インチは完全に新しくなっていない。だから、これも次回アップデートされる可能性がある(=2009年初頭でトラックパッド関連とユニボディ対応、5月ごろに15インチ上位モデルと一緒にGPU変更の可能性が高い)。

macbook Air

  • トラックパッド周りが新しくないので次回の2009初頭モデルで変更され、その後モデル自体が終息される可能性が高い

    1. iPhoneのでかい版風のtouchbookが「薄型軽量で出た場合」、値段が半分以下になることも考えるとAirよりも「netbook」でいい、という結論になってしまう。また、通常のmacbookでも(アメリカ人的には、たぶん)薄くなったから、それでいい、という結論。
    2. CD無しでiTunesのレンタルと組み合わせてみたが、日本とヨーロッパで展開するためにはハードルが多く、CDドライブを省いたメリットが思ったより出ていないという結論。
    3. macbookとそれほど薄さは変らないのに、価格対比で劣る部分(拡張性、トラックパッド、CD無し)が目立ちすぎる(〜AIRが20万円未満の価格になるなら話は別)。

【touchbook】

  • むこう一年以内に出そうな勢いはある。MacOSといえばtouchで洗練された操作のOS、というイメージがシェア拡大にもっとも定着していく可能性がある。そのためにフラグシップ的存在は必要→だから出す必要がある。
  • iPod Touchや通常のノートではない魅力を出すためには、キーボードが無くても支障がないOSの連携がもっともっと必要。だから、最低でもsnow leopard必須環境になると思われる。
  • ただし、touchの操作感やUIのソフト的な対応・置きかえを考えると、まだまだ開発側への負担が結構かかるのが事実なため、まだ試作機による市場テスト状態と推測。
  • メーカーが自ソフトに合せてソフトキーボードをデザインしたりして新しい対応版を提供できる段階までには、少なくともSDKの手厚い準備が必要。

つまり、それらを考えるにtouchbook自体は来年の3〜4月で発表、5〜6月ごろのWWDCでソフトと合せて開発周りのサポートも充実展開、っていう可能性が高い。

つまり、touchbookは、近い将来出るだろうけど、まだ半年以上も先になるだろうと予想。

【その他の製品】

  • 今年のクリスマス商戦は、今回のmacbook中心にnetobook並みの値段で発売される「iMac」が目玉になるだろうと予想。もしかしたらmacintosh classic風にSE30時代を思わせる縦形のミニiMac〜しかしHDMIでTVと接続しても楽しめる〜が出るのでは!?と予想。6〜7万で出れば、AppleTV・MacMiniが不要となり、ラインが奇麗になる。

もし出るならば、無理にnetbook市場で競わずに新しい魅力で激安PC市場へ参入でき、かつ、iMacの廉価モデルとmacmini、AppleTVという3つを奇麗にできる。そういったことを考えると、この周りは手を出せない。



・・・と、いった数々の推測を踏まえて考えると、向こう1年の中では、今回のmacbookが一番「買って2ヶ月で後悔しにくい」チョイスだと言うわけだ。

もちろん、勝手な推測だけどね。

#しかし、これらの展開を考えると、日本のPCメーカーはもうダメかもしれん。
 もし、6万クラスでmacが出るとするならば、15万円のmacbookにOSを入れるだけでWindowsPCとして充分使えるんだ、というのが認識されマルチトラックパッド操作が普及していくことになるのならば、どうだろう、かつて日本のDTP業界が一気にmacになったときのように、オレもオレも、と簡単に変ってしまうのではないだろうか。

それほど、今のMacOS Xに対する「触って操作するOS」は、日本に受け入れられやすいと思う。新時代のMacOSは、タッチ操作。

あれ?どこかのメーカーのおかげで、うまく下地が作られている気もするな・・・、これ。



で「これぐらいの品質は無いとnetbookと比べて買う意味がない」。