VAIO TP1QS 頑張ってほしい黒いやつ(9)
最近解析のスピードが改善されてきたのか、購入直後よりはフィルムロールとダイジェスト再生の恩恵を受けられつつある状態なので、こちらの方の話を。
8/19のアップデート後かな、その前ぐらいからかな?
フィルムロールのむちゃくちゃなスピードが微妙に直ったかも?
早すぎだよ、おひっていう感じが消えた気がします。もしかしたら解析が裏で走ってると丁度よいスピードになる?そこまで計算している?まさか・・・
それから、ダイジェスト再生。
この写真のように解析が済んだ後にヒストグラムで盛り上がりシーンが出てきて、それをもとに再生紙tくれているようなんですが・・・。
うん。アイデア自体は凄く良くて可能性を感じるんだけど、
「盛り上がりをどのように判定しているのか?」
ってのに疑問を少し感じてしまう。
これ、例えば今回のようにF1予選のダイジェストを5分で再生、とやった場合
・クォータごとにさらりとダイジェスト
・終盤をダイジェスト
・日本人選手をインタビュー
終わり。って感じでいいところをついているんだけどね、ゴール間際をダイジェストしていないんですよ。
で、その間を見たいと思ってもグレーのヒストグラム(つまりダイジェストされていない部分)にカーソルを移動して再生しても再生されない。
どうやら次のダイジェストポイントの開始地点から再生されるようで、これを直すにはダイジェストの再生時間を5分→20分みたいに伸ばしt再生しなおさなければならない。
そして、肝心のゴールは、その伸ばした中間よりやや後方にあったりします。
長めのダイジェストにすれば見たいところのダイジェストを持ってこれると思うのですが・・・。
番組によって取得の差があって難しい、でも、F1とかスポーツとかをダラダラみつづけるよりはいいかな?って感じです。
SONYの公式製品紹介ページをみる限り、この解析は「音声をもとにして」行われているようなので、ゴール前の盛り上がりが静かに見守るタイプのもの(ゴールした瞬間に叫んだりしないタイプ)だったりすると認識が難しいようです。
ほか、ワールドビジネスサテライトでもやりましたけど、自分の見たいところをダイジェストしてくれるわけではない(主な経済ニュース、ドル円まわり、特集、トレンドたまごって再生してほしいんですが・・・声では淡々としていますからね・・・)ので、どこまで役に立つのかが微妙です。
ただ、この機能、チャプターの位置と連動してその前後もあわせて認識してくれるようになったら、使い物になるかもしれないのでソフト的に改善してほしいと思っております。
今日も朝見たら録画停止エラーが出ていて、なにかの番組を落としたどうにもならない黒いやつですが、フィルムロールとダイジェストが使い物になってきて、チャプターの挿入が録画後半日で入るようになってくると見直したよ、お前、ってなるんですよね・・・。
ところで気になったことを書いておきます。
これだけ情報の少ない機種ですから、当然私も2chに情報収集しにいっています。
昔からあっちでは書き込まず自分のHPまたはボヤキに書き込むポリシーですので今回もここにボロくそ書いていますが、
- 中途半端な状態で後から苦情に併せて直せばいいのでとにかく発売しろ
- 多少の使い勝手の悪さはコストの問題を考えれば我慢するしかない
と考えて製品を世に出す会社は、ものづくりの会社ではないと考えています。
だから、このTP1がソニーからではなくアジア系海外のメーカーから出たものならば「そんなもんだね」で終わってると思うのです。
我先に、とおもって飛びつくやつが悪いとか、マカーがどうだとか、そんなのは関係ない。
- 買った製品が使い物にならない
- 製品のウリとして謳った機能が搭載されていないとか
- 実装されているけど使い物にならない
- エラー多発で使い物にならない(製品として発売するクオリティが悪すぎる、検証されなさすぎる)
っていうのは売る側の精神として異常であり、世界のブランドを冠しているメーカーがやることではない、そう考えてるから書いているだけなのです。
昔はこういう風にできの悪いやつだけど、実際はどうなの?なんとかしていけないのか?って声を上げるユーザーがたくさんいました。
メーカーもそれなりにその人たちのページを参考にしていました。
今はほぼ2chが情報源だったりで、突っ込んでレポートしているところはかなり少なくなりました。
そんな時代になってしまったのは、製品の品質や謳い文句は「できて当たり前」の時代だからです。
いつまでも昔のままの気分で製品を出し続けられたら、本当にユーザーが離れていきます。
MacからWindowsに転進したのは2000年から。すでに8年以上Windowsユーザーでしたが、私は昔から使いにくいものは使わない主義なので、MacOSXが出たときの状態のようにVistaで使いにくいと感じれば使いやすくなったMacOSXに切り替えるのも苦ではありません。
幸い、昔と違って、セキュリティ関連/漏洩の危険から会社の書類や情報を家に持って帰れない時代になってきたおかげで家で仕事の書類を触ることが減ってきています。
数値やきっちりした内容が書かれていない草案の段階の資料ぐらいですかね、やれるのは。
それはつまり、家で触るパソコンには要求度が下がってきていることでもあります。
iPhoneの登場で、家で使うパソコンって、写真やビデオの整理/印刷、あとはその編集ぐらいになってきたんじゃないでしょうか。
データもクラウドの時代ですからね。
もう、使いにくいVistaであり続ける需要って、オンラインゲームだけかも。
それだけに、ちゃんとしたものを作ってくれないと、安心して買えませんヨ。みんな、結局欲しいのは安心して使えて安くてかっこ良くて便利なもの、それですよ。
高くてつかえない物は、ポイされて当然。