iPhoneか、WindowsMobileスマートフォンか、・・・それ以外はデザイ

日本の携帯電話の世の中の構図が、こうなってしまう予感がした。

まずは、WindowsMobile・・・これは単純にビジネス系で生き残るだろう。大漁に導入した企業もいるだろうし、WindowsServer絡みでの連携があるだろうから細々とした道はあるだろう。

らくらくフォン系は、難しいことが嫌、っていう人には当然受けるだろう。同じ理由でデザインに特化したもの、株価やインターネット特化、またはTV特化したモデルは、その機能を重視する人には受けるだろう。

それ以外は、もう、iPhoneしか選択肢が無いのではないだろうか。

一見して、オタクぽい人、ファッション性の高い人はiPhoneに飛びつく、と思われがちだろうが、実は、いつ凄いビジネスモデルに皆が気がつくか?というのが最大のポイントだったりする。

日本の携帯電話は、一種の家電の道を辿ってきた。
つまり、メーカーが用意したものを使い、古くなったら新しい機能のある最新に切り替える。
この繰り返し。

iPhoneは違う。多少従来と似た部分もあるだろうが、iPhoneは「ソフトウェアでアップデートしていく携帯」なのだ。
その特性は極めてパソコンに近い。
そして、パソコンが必須になる携帯でもある。だから、iPhoneはある意味Macを売るための携帯でもあったりする。

もちろん、ワンセグに代表されるハード的な機能追加は買い替えないとだめだろう。しかし、それ以外は買い替えなくても新しくすることができる。
今までは、ゲーム程度しか買えなかった携帯が、新機能をソフト的に追加できるようになるのだ。

それは、何を意味するか。

極端な話で行こう。

  1. 携帯ゲーム機が必要なくなる(携帯ゲームって子供には必要かも知れないけど成人には必ず要るってわけじゃないからね)
  2. ワンセグなどアンテナに左右されるような映像視聴ではなくPCからもしくはネットワークで直に映像を見る世界になる
  3. 音楽CDよりダウンロード、レンタルDVDよりダウンロードと、ネットワーク世界中心になる
  4. 豊富なオプションにより、他の携帯(ラジオ・TV・ゲーム・歩数計・GPS・電子辞書・他)で出来ていたことが全部出来るようになり、他の機器は本当に要らない世界になる

日本のメーカは、何をやっていたのか。ダビング10に代表されるように、日本の産業をリードすべき部門は何をやっていたのだ。
つまらない小競り合い、ビジョンを持った統合姿勢、そういうのを置き去りにしてきた日本の娯楽は、全て、iPhoneを中心とした世界に変ってしまうぞ!!

まぁ、俺は使う側を基本とするからさ、便利なものを選択していくだけだけどね。
どうみても、分が悪いな。

docomoの906シリーズで、SONYのビデオレコーダーからの転送に対応したけど、他のメーカとの連動は?

あー

もぅー


日本は、つねに右に倣えなんだよ。誰かが啓蒙しまくったら、簡単に「君持ってないの?」的になっちゃうぞ。。。
そうなったら、携帯音楽プレイヤーの二の舞だ。

非常に残念だったよ。