持ち歩けるアシスタンスは・・・
少し前の記事ですが、SONYはロケフリのライセンスをACCESSに提供し、Windows Mobileと携帯電話向けにロケフリソフトを開発する。っていう記事がありましたね。
3GSM World Congressで披露した携帯ロケフリのデモ(P990)は、実際の画像ではなく保存したデータを再生していただけのイメージでしたので、これで現実味を帯びたわけです。
そこで気になってくるのが、P990そのもの。
WiFi対応でOpera搭載の「P990」、これがACCESSに行ったということは、逆にACCESSのNETFRONTが来てもいいはず。
でも、これSymbianOSなんですよね。
- W-CDMAおよびGSM(900/1800/1900MHz)
- タッチパネル機能対応で手書き認識機能
- 2.8インチ、240×320ピクセル、
- 262,144色表示が可能なTFT液晶ディスプレイ
- 200万画素カメラ
- 無線LAN(IEEE 802.11b)
- Bluetooth
- 4GBのメモリースティック PRO Duo
- 内部メモリは80MB
- QWERTY配列のキーボード
- 114×57×26mm、155g
これね、ディスプレイが240x320ですが、もし、同サイズの320x480の液晶が準備できていたら、どうでしょうか。
また、ACCESSが作っているLINUX版のPalmを視野に入れていたらどうでしょうか。
CLIEそのものは終わりました。しかし、新しいブランドで・・・たとえば 単純に モバイル&エンターテイメントアシスタント&インフォメーション MOEAI とか適当なブランドでもいいです(笑)
液晶サイズがかわり、Palmを意識させない形での資産の有効活用、そんな端末なら結構日本でも受け入れられるような気がするんですが。
でもね、出すだけじゃ、WZERO3みたいにオタ道具で終ってしまうと思うんです。
というか、前々からも言っているんですが、PDAに求められているデータベースに力を入れない端末(企業)が多すぎです。
ビジネスソリューションの領域を意識しているのかどうかしりませんが、データDBありきのPalmを採用していたCLIEですらデータを簡単に持ち歩けることを強調したソフトが標準でなかったですし。
どうして、メーカーは、データ(DB)というと、辞書とか乗換案内とか地下鉄マップとか、そういうのしか目が行かないのでしょうか。
そんなのは、DBとは言わない。DBってのは中にあるデータをクロスさせながらさまざまに見ることができるものです。
たとえば、料理DBを用意します。卵料理で5分でできるもので検索。ニンジンと大根を使う西洋料理で検索、検索後には、カロリーが判り、栄養バランスまで表示される。
こういうのがあってもいいはずです。個人で作るのは難しいですが、メーカーが枠組みを作ってそのデータを個人が追加できて、それをサーバーにアップ/ダウンできるようにすれば、気がつけば膨大なデータになるじゃないですか。
トリビアみたいなDBでもいいと思います。生活の知恵を思いついたらみんなでデータを共有して、手元の端末で調べられる。
そういうのが整然とできてこないと何に使うの?の答えにならないかな、って気がしています。
現に、俺はWZERO3もふーんとしか見て無いですし。
CLIEはあの頃Windowsを小さくできなかったから魅力あった。今年はCLIEみたいなサイズでWindowsが出てくる可能性が出てきたので、もうPDAは要らないかなって思い始めています。
AgendusにはWindows版がありますし、SymbianOS版のAgendusもあるので、そのまま出てもらってもいいんですけどねぇ。
ということで!?、年末は面白くなりそうですね、(なにが!?)