DVDレコーダ

去年から、DVDレコーダがかなり売れているらしい。一方PCのTVキャプチャ製品もWチューナーや複数のボード挿しに対応したりと白熱している。

今、TV関連はアツイ。

一方で、まだまだメーカーのエゴも続いている。たとえば、メディアなんかそうだ。例えば2層書き込み(DL)の問題。
DVD+とDVD−の差を明確に話せる人は居るだろうか?
片方がコピーワンス対応しているかいないか、とか、もうわけわからん。

次世代も混沌としそうだ。
ただ、良くも悪くも、DVDは「RAM」「±」「DL」の複数の企画をドライブ側が吸収してくれた。
スーパーマルチドライブという発想・・・しかもそれが安価で手に入ることにより、+RWも−Rもみんな将来の保証が約束された。

長かったDVDのメディアの戦いは、結果として「メーカーは好きなものを利用する」「ドライブはオールマイティのにしておく」という結論で落ち着いたのだ。

さて、これから起こるのは、間違いなくコピーワンスの問題とアナログ放送終了の話しだろう。
Rec-PotM160GBを利用してみた限り、デジタルの奇麗さを「そのままで」残すには1TBクラスが無いと「おまかせ録画」させるのにはキツイ、という結論が出た。私の場合、1週間で4〜5本分の録画設定して1〜2カ月もしたら「見ないうちに消さないと次が録画されていない」という状況に陥ってしまったのだ。
結果、出た結論は、「見られなかったら諦めて消す」だ。
ハイビジョンで料理の鉄人完全版(金曜の夜に三時間ぐらいやっている)を残してゆっくり見ようと思っても、160GBじゃ全然足りないのだった。
そして、今、アナログはオークションで手に入れたGigaPocketのボード経由で録画しており、そのPCのHDDは500GBだ(システム領域は別途80GBもっているので、純粋に250GB×2のHDDをあてている)。
両方併せて660GBクラスで運用しており、その状態で「おまかせ録画を行っていない」のだ。

新しいスゴ録の92Wを買おうと思っている。

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0505/20/news132.html

いや、既に買ったも同然の予約をした。
銀座のソニービルでちゃんと触ってきたが、番組追跡の部分をしっかり調べるのを忘れた。
毎週録画の設定でもちゃんと追跡してくれるのだろうか。
そんな不安はあるものの、昔ながらの「もっさり感」は多少緩和されていた。
まだまだ、PCに比べるとササっという感じは無いものの、それなりに使えそうだ。
しかし、シーン検索など、ひと手間ふた手間多く、GUI的にはまだまだ改良して欲しい部分は多かった。
新しいタテヨコの奴は、どうも大味な操作感なのでスキになれない。
あれを搭載するぐらいなら、今までの形の方がイイ。そういう意味で、この機会がチャンスだった。
ただ、どれだけ便利に使えるかは、これからだ。
特に嫁さんの録画が増えるだろうから、素人の意見も聞けそうだ。
ま、私も家電のDVDレコそのものは今さらながら初なので興味津々であったりする。


でもまぁ、PCはマウスで好きなシーンにポンっと飛べるし、HDDを自由に増やせるので便利だが、2年ぐらいの周期で「おかしく」なる。
気がつくと画面真っ暗で録画されていない!の状態になるのだ。
そうなったとき、PCの場合はOSのインストールからやり直しになるので、キツイ。

思うに、最高のPC録画環境は、CFやSDなどのFLASHメモリにOS部分を置いて、記録はRAID5のNASを利用する環境じゃないだろうか。
最近は、4GBクラスのFLASHも出てきているので、あと1年もすれば面白そうなPC環境を作れそうだ。

ということで、アナログが終るまではこのスゴ録92Wで行こうと思った。
最近、平日はTVなんて見る余裕無し。土日も無い。しかし、1ヶ月に2度ぐらいは一日中TVみたりできる機会がある。
番組追跡のできるスゴ録は、果たしてどんなライフスタイルを私にもたらしてくれるだろうか。

実は、久しぶりに楽しみであったりする・・・。