UX50
さて、過去のCLIEの中で、これからさきでも使えそうなモノはなにか、を検討してみた。
もう今後登場しないなら、中古市場が活性化するかもしれない。
有志が色々と面白い方向を持っていってけば、火は消えない。
やがて、違うどこかのメーカーが第2のCLIEを目指してくれるかもしれない。
そんな期待を込めて、PalmOSであるCLIEをもう一度見直してみたいと思った。
(1)NX73(NX80/NX70)。これらはもっともCLIEらしさを表した商品だった
→しかし、メモリ不足と73/80は裏のスロットの稼働部分が
壊れやすいという2つおよび、新しいCLIEソフトがHandheldEngine
向けに出ていたという点で、苦労するかもしれない。NX70はいいが
電池寿命が危険。
(2)TH55(DKも含む)
→一番納得の行く製品だろう。長く使える。キーボードが無いので、
その点をどうとらえるかで使いみちが変わるだろう。
PalmOS本来のPCで入力→持ち歩くだけ、を基本とする人には
きっと重宝する。
(3)UX50
実は、私はこいつのワイド版をまっていたのだが・・・ Orz
キーボード搭載、色んな意味で一番リクエストに答えた商品だろう。
内蔵の予備メモリ、自動保存、小型で数字キー付きキーボード、親指で
操作できる使いやすい位置のジョグ。
画面の狭さと充電がクレードルからしかできないという不便さを
我慢できるなら、キーボードの使いにくさも少しは我慢できるだろう。
前回の日記で、CF+電池長持ち+使いやすいキーボード+大画面なCLIEというものが最後まで登場してくれなかったことを書いた。
UX50をNX70のサイズにして電子辞書のようなキーにするだけで、後はCFさえ有れば良かった。なぜだせなかったのか?
その辺が疑問。
UXは、HandheldEngineの実験機だった。
結果、VZ90にCFは付いたが、キーボードが外された。
改めて、UX50を触ってみる。
- NetFrontはZaurusになれた私からすると、全ての面で操作が鈍い・遅い。
- DHCPでないネットワーク(固定IPが必要な環境)が複数あるときのIPを振る方法が判りにくい(無線LANのSSID画面にメニューがあるのに・・・なかなか気がつけなかったよ)。
- Proxyの切り替えが面倒。
- やっぱりキーボードが押しにくいメリ込むように押すってのは抵抗が有って大きな指の私にはキツイ
- ターン時に画面が縦にならないのもガックリ(有志のツールは登場してきたが)
- TH55のデータアシストボタンが無いのが残念(あれ、メールからスケジュール登録するのに便利なんだよね)
- USBケーブルを挿す場所がゴムキャップなのでめんどくさい
- 充電がクレードルからしかできないのが残念
と、がっかりなポイントはあるにせよ、我慢するしかないと割り切れば結構使える。
特に、
というところですか。
で、Zaurusの代わりで使えるか?
といわれると、正直微妙。
- デジカメの写真(SDカード)は取込めない
- 2chの閲覧やメール・インターネットは無線LANがあるところで更新しないとダメ
- PIM機能部分で(Agendusが使える分)物凄くめりっとを感じるが、他はビミョー
HDDザウルスに比べて、カメラ搭載による盗撮(笑)とPIMしか勝ってない(笑)
2年の差があるといってしまえばそれまでですが、それでも標準のランチャをAppShelfに変えるだけで結構いい感じで今でも使えそう。
通信だけか。。。BlueTooth携帯を持っていれば、まだ、しばらくこれで行けそうだなぁ。
AirH解約も視野に入れてみるかな。。。