Live!Live

最近、LiveDoorが世間を賑やかにしてくれていますね。

裏編集後記さんところでも書いてありましたが、マスメディアが新しいことをはじめていかないと、というのも確かで同感です。

そうそう、昨日、アッコにおまかせという番組でホリエモンが生出演していました。
そのときに、出していたボードが、

 TV・ラジオ はじまる
  ↓
 TV・ラジオ、これにHomePageで情報発信(→今このへん)
  ↓
 TV・ラジオ、HomePageとかを利用して情報交換(たぶん、デジタル放送はこのへん)
  ↓
 TV・ラジオ・インターネットの相互利用(インターネットで募って即結果を配信)
 (ホリエモンはこれをやりたいらしい)

みたいな方向性に行くべき〜と、みたいなことを喋っていました。
私も時代の波ってのは、そうあるべきだと思うんですけどね、確かに。

というより、既にJ-WAVEは、ラジオとインターネットの合体を試みていますね。
今聞いている曲→購入というシンプルなものだけでなく、朝やってるジョンカビラさんの番組では「Click on NEWS」といって、最新のニューストピックをクリックしてもらって気になった人が多い順番に放送で内容を掘り下げていますね。

これ、意外に面白い。

まさに視聴者が気になっている内容をマスメディアが優先するという一つの形じゃないかと
思います。
ワイドショーなんか、こういうのにうってつけですし、15分ドラマぐらいなら視聴者の反応を見ながらストーリーがどんどん変化して友達と見た結末が違う!なんていうマルチエンディングドラマってのもあっていいかも。

(デジタル放送のインタラクティブ感て中途半端ですし、モデムで電話回線を使って送信=有料ですからね、気持ちいいものではないです)


とはいえ、提供する側がインターネットに抵抗を持つ気持ちってのも判ります。
最近の話題といえば「あびる優」の過去問題や「ある事件の少年の写真」ってのがあります。
いくらTV側で名前や画像を後から伏せてたとしても、一旦放送してしまえばインターネットが記憶してしまうので、後戻りができない。

そうなると、余計に編集側の裁量が問われるわけなので技量や判断力を持った人を雇わなければいけなくなる、コストや教育に手間がかかる(=今までやっていないに等しいのでやりようがない部分もある)、ということでしょう。

タレント自体も「ただ出てきて騒ぐ」パターンが増えてきていますしそれで世の中が動いてお金も入ってくるので良いといえばそれまでですが。

今回、ホリエモンは失敗に終る可能性があります。
そして莫大な借金でやばくなっちゃうかもしれません。

どこでも出る杭は打たれちゃうもんなんです。
だからといって生煮えの湯に漬かりつづけると、時代は変わらないんです。
世の中を、こう変えていきたい、という意志にお金が付いてくる人はうらやましいです。

私なんか、マルチリモコン1つでさえ「自分で欲しいもの」が作れないですから(笑)

 * * *

で、同じくLiveということで、もう1件。

最近安く手に入るようになってきたUSBのカメラ。

これを利用して女の子とチャット(とか他の何かも)できる!というサイトを見て、これやるやつは、すげぇ頭いいなぁ、と思った。
カメラの投資は数千円。クリックしてショーにするモードのときにポイント式で視聴者から課金。課金中は女の子が頑張ってショーやチャットができる。

リクエストやチャットの要求が高い人ほど、お金が入る
  ↓
だから女の子も頑張って挑発(誘発)する
  ↓
それを見て気になった人がポイントを購入して使う
  ↓
人気者が出る
  ↓
人気者はいっつもショー中の「唯今ライブ中・クリック&課金してね」画面
  ↓
なので、ポイント使わないと見ることもできない
  ↓
見てみたいから課金
  ↓
お金が入るから女の子も頑張って無料待機画面で色々なアクションをする
  ↓
興奮して課金して独占しようとする


という無限循環です。エロパワーってすごい。サイト運営者は全て見放題!(笑)
管理システムを作るところにはお金と時間を使ったでしょうけどね・・・。

でも、これって、未来の対話TVを垣間見れます。

まだ提供側だけがカメラで配信していますが、そのうちに双方向で情報がやりとりされ、ヴァーチャルな世界、ドラマが生まれます。
そうなると、自宅のカメラで次のドラマシーンをこうしてはどうか、という監督もどきが生まれ、世の中「素人」作り手とそれを視聴する側になる・・・

これ、なんかでみたことありません?

「さんまの からくりTV」ですね。

だから、こういう番組にもインターネットって活躍しますよね。


また、NTTのFLETSとガンダムSEEDの関係でもそうですが、先程放送した番組がインターネットで見られる!
みたいな展開もあり。

タイムシフトを考えなくてもいつでも見られる。
そりゃ、うれしい。

TVって、そろそろ改革する時期なのかもしれませんね。

そうそう、家でレンタルビデオ屋にいかなくても済む仕組み、今年は爆発しそうな予感がします。まだまだHDDレコーダは買うタイミングが先かな、って思った。