Click to DVD

Click to DVDを使ってみました。

う〜ん、なにこれ?て感じです。

相変わらず、なんというか、使い勝手わるい。SONYもソフトで満足行かないものをバンドルするって意味がないと思うんだけど。適当に配置されたUIもそうですが・・・

どこが、どういけないかというと、

たまった写真をDVD Playerで見られるように焼こうとしたわけ。で、

  • フォルダが5個しか作れない
  • 写真が1フォルダ99個しか入れられない
  • 焼きはじめて20%でうんともすんともいわない
  • 諦めてキャンセルボタン押したら30分以上反応がなくなりPCが使えない(フルタスク状態)

という感じ。PC死んだのかと思ってCTRL+SHIFT+ESCしたら、1分ぐらいで反応あったので死んでなかったのはいいけどCPUをフルに使ってるようで何もできない・・・。
つぅか、キャンセルボタン押したら遅くても30秒でも戻って来いよ・・・。
うちの最新のPCでこれじゃ、なぁ・・・。


で、思うんだけど、ユーザーを全く考えてない。今回の写真は600枚ぐらいなんだけど容量で言うと4.2GBぐらいだった。
もちろん、4.7GBに収まるサイズで普通にDVDにごろっと焼いても良かったんだけど、渡す相手はPCを持っていない人だったんです。
だから、せめてPS2とかDVDPlayerで見られるようにとDVDメニューで見られるように焼こうとしたわけ。

で、DVDの数とか仕様・制限で制御できないのなら、PCで見られるようなビューワでコントロールさせればいいじゃん。
ユーザーは、「溜め込んだ写真を渡したい」貰う人にとっては「見たい時に簡単に見られれば良い」という極単純な作業なわけ。

そこに、DVDの仕様だのソフトの都合だのってどうでもよいわけで、物理的にサイズが無理で入らないというならイザ知らず良く分かんない理由でディスクには空きが有るのに入れられないわけ。
当然、しょうが無いから5フォルダ×99枚で収まるようにいらなそーな写真を1個1個チェックして削って無理やり収めましたが・・・


今度は、焼き時間が4時間越えるって何よ(笑)
焼き時間の目安についてみたいなヘルプ出すぐらいなら、「これらの写真を約には・・・時間ぐらいかかります。宜しいですか?」と聞いて来いよ。
そして「夜中にやる」とかいうタイマー設定を自動でしてくれるような選択肢だせよ・・・。


なんというか、本当に使う側に立ってないソフト・・・焼ければいいだろう、説明はヘルプにあるからいいだろう、みたいな「技術者のメモ」のような作りに苛立ちを覚えますね。
でもって、マニュアルを見なくても判るようなゲーム市場を提供してるってんだから矛盾を感じずにはいられない。

結局、オタクちっくなTipsを活用して、DVDに普通に写真データをコピーしてAutorunの仕組みを埋めこんでPCに入れたら自動でフリーのビューワが起動してってことを入れてあげるのが一番なんてことになるわけ・・・。

で、こういうのが自前で作れないなら、そういうことをできるソフトをバンドルしてプリインストールしておいてあげるだけでいいじゃん、と思うわけ。
そういう小技ソフトをたくさん入れてくれるなら「VAIOは気が利いてる」ってなるんだけどね。
今は、ほんと、お前ら売る側は自分で使ってないだろ!というイメージしかないよ。