携帯とカメラをくっつけよう、こんなこと、すぐに思いついてもなかなか製品に行くまでは大変だったでしょう。しかし先人の様々な製品開発のおかげでJ-Phoneに代表されるカメラ付き携帯電話は日本の至るところで使われています。

携帯電話は日本の技術の結晶として世界に誇れる技術なんじゃないかな、と思います。しかもユーザーの手が届く価格で提供しないと「売れない」ものですし「使いにくい」機種は次の製品の売上まで足を引っ張るというシビアな世界です。


実は、うちの嫁さんも2年前からカメラ付き携帯のお世話になっています・・・が、私は、というと、カメラ付きPDAもしくは、本来のデジカメに夢中でしたので(興味はあるけども)買うには至らないというスタンスで見守ってきていました。


しかし、ついに、発売されました。SO505i!これを買うことに決意したのです。






これは、NTT Docomoの携帯電話+デジカメ+288kbps通信可能な端末です。


・・・デジカメですが、最近は色々微妙で、どうせ小さい SONY CyberShot U 買うぐらいなら「CASIO EXILM」にするよ、ってことでスリムなそっちを以前購入したわけです。そのコンパクトさもCyberShot P1からの乗り換えでは快適です。


そういう意味では、デジカメには困っていないのですが・・もちろん、軽くて薄いこのデジカメは、コンパクトデジカメ黎明期の名機 CASIO QV-10 からはじまり、FUJIFILMの系統 DS-8>DS-30>600>2900>4700Z>SONY CyberShotP1と歴史を見守りながら次々買い換え、色々手にした結果として「不必要な機能や画素数・大きさは要らないという」自身の結論からきた品でしたので、満足しています(結局CASIOに戻ったのがミソ ^^;)


ただ、それとは別に、カメラ付き携帯電話の「コンパクトでいつでも使える」という路線は素直にいいなぁ、と思っていたのです。



で、携帯電話というよりデジカメとして、自分的にどうなのよ?と考えてみた時に、
  • 「嫁さんとの記録」
  • 「Webでの写真」
  • 「メモ代わり」
の3種類の方向が良くあるんですが、「Webで素材として利用する写真」としてのデジカメ用途を求めていくと「明るくて」「色深度がしっかりあって」「色再現が良くて」「マクロに強い」という結構プロ的な要素を求めてしまい、これにHitするデジカメは、値段的にも今度発売される予定のFUJIFILMのやつしか考えられない状態だったりします。つまり10万以下で満足のできるものは「まだ無い」状態だったりします。強いて言えばPentaxのOptioSがいいなぁ、と思ってはいますが、まだ買うに至っていません。

しかし、残りの二つに関しては、そこまで求めていなかったりします。そして、色々な方向を模索していました。

普段の写真には「明るい」「色深度」については必須ではない(〓変な色はPhotoShopで加工してしまえばいい)ことも重要です。確かに色鮮やかに歴史ワンシーンを残しておきたいのですが、それよりももっと大切なのは「使いたい時にいつでも傍にある」というコンパクトさ(重さ等も)が一番重要だと思うわけです。そうでないとチャンスを逃して記憶からも消えていくわけです。


だからといって、画質の悪いものや低解像度で汚いような記録を残すぐらいなら朧げな記憶のほうがいいやってことで、今までのはっきりいうと「カメラとして貧弱な」カメラ付き携帯に手を出さなかった私ですが、今度のSO505iはなんとメガピクセルデジタルカメラを内蔵し、なにより普段CyberShotみたいな姿をしている!というところに惹かれてしまいました。

久しぶりに、半年近く前にリークされたこのSO505iの流出写真だけで「欲しい」と思った製品でもあります。


思い起こせば、2年前にひとつ区切りを付けようとSO503iSに買い換えました。それまで日本語学習機能がまったくないPシリーズを使っていましたので、POBOXによる学習&推測変換機能を使った時には感動しました。それだけでなく、大きめの画面やメール相手ごとに鳴り分けできる機能などが便利で、とても重宝してきました。

100万画素のデジカメ機能で、かつ、CyberShotと同レベルで使えるということを耳にして以来、妄想で色々考えてました。果たして、分厚くゴテっとしたこの携帯、便利なのだろうか?ということも含めて自問自答したりしました。



ということで、これに関しては、これから使ってみた結果を色々書いてみたいと思います。とりあえず、色は「白」にしました。機種変だけどBicCameraのポイント使ったから1万ぐらいにしかなってないっす(本当は3万ぐらい)。


基本的なスペックは以下のようです。

    サイズ:約50(幅)×105(高さ)×33(厚さ)mm/ 約145グラム
    連続通話時間/待ち受け時間 約145分(通話140分)/約400時間
    カメラ 130万画素CCD(ディスプレイ 約2.2型26万2144色半透過型TFT液晶)
    データ通信速度 受信時:最大28800bps、送信時:最大9600bps
さて、果たして便利なのか、使えるのか?それは実際に使いながら考えて行きたいと思います。心配してた厚さはそんなに気にならないかなぁ。


後、保護シートはとりあえずCLIE NX用の予備として買っていた OverlayPlusの保護シートを自分でカットして貼りました。



ただいま、充電中・・・



昔から使っているメール用着信音は、下記のURLから取得できます(D,P,SOの210か503以降で利用可能)。新しい携帯ソフトを買うの忘れてしまったんですが、携帯リンク4最新版(4.19)+専用ケーブル(USB)の組み合わせで住所情報などはSO503iS時代のものを転送できました(6/5追加:これメールアドレスが転送されないので注意!)。


http://www.treasure-ways.com/koby/MLDtypeSO.html






<今日の発見など>
  • 効果音に、あの「VAIOのバッテリーの充電が完了しました」が、入ってるよ、うわ(笑)
    充電完了時にアラーム鳴らせるようで、そこで選ぶ音ですね。う〓ん、このへんが 505!
  • SO503iSの電源アダプタ、そのまま使えますっていうか型番同じでした。
  • ボタン効果音など、これでもかっっていうぐらい音の設定が出来ます。
  • MEMORY STICK Duoの64MB、アダプタなしとか青ってBicCameraに売ってなかった。とりあえず白64MB買いました。7000円。