さて、復帰週間ということで、今日も更新です。まぁ、また、中途半端な文章だと思いますが ^^;



一時期、色々なメーカーから「安い」をウリにしたパソコンが登場しました。もちろん今でも発売されていますが、あの時の安いは「機能的に満たされないもの」「デザインは度外視」という路線が当たり前だったと思います。



時代は流れ、5万でパソコンが買える時代になりました。気がつくとPDAよりも安いパソコンが売られています。性能は1年前の最高スペック並です。正直、ここ1〓2年は「速度」に対する不満は全くなくなり、PhotoShopであろうがインターネットであろうがExcelであろうが1万件を越えるデータを扱うFileMakerProであろうが、もう十分過ぎる状態になっているのは周知の事実。



こうなってくると、速度はもう意味がなく、よほどCADなどの処理速度重視の機械を求める職業の人でない限り「どのパソコンを選んでも処理速度は十分満足できる」世界に突入しているわけで、一般人からみると選考の対象にはなりえないわけです。

まぁ、しいていえば「FF11に対応できるか?」ぐらいでしょうか(苦笑)

んじゃぁ、売る側も考えてくるわけで「安い」からの脱却が始まるわけです。さて、安いというパソコンで私なんかが真っ先に思い出すのは、EPSONSOTECです。まぁEPSONに関しては自社開発している感じがしないので今日は置いておいて、SOTECに関してはどうでしょう。

自分的にはKENWOODとのコラボを行った段階でSOTECは新しいSOTECになりつつある、と考えていたのですが、ついに、「ほほう」と思える製品が登場しました。



Afina ASというシリーズ(「AFiNA」→「Afina」)は、カラーリングセンスは少し悪いものの、見たものに「お」っと言わせるデザインを持っています。機能的にも必要なポート類(USB2*4とLANとモデムのみ)はもちろんのこと、MEMORY STICKスロットが装備されています。正直、もう終わっちゃった感のあるMEMORY STICKですが Docomo SO505iや三菱の端末に MEMORY STICK Duoが搭載されていることを考えるとニーズはあると思います。

モニタは1024x768なのでパワーユーザーには物足りないものがありますが(Macと違ってさほど狭く感じないでしょうしね)、許容範囲でしょう。なにせこれが10万なのですから。輝きパネルを採用していることから、オフィス用途には映りこみがすると思われるのでちょっと苦しい、ここが残念。

ノート用の部品を数多く使いながらも「HDDはデスクトップと同じもの(つまり3.5インチかな?)を採用していると言うことなので、どうしてなかなか、ツボが解っている感じです。



昔は安いPCというと「中身最悪」のイメージありました。が、WindowsXPのお蔭で安いPCも高いPCも同じ安定感を得られるようになりましたので、十分に検討される範囲です。12万円のモデルにはTVチューナーもDVD-ROM+CD-R/RWコンボも付いていてHDDは80GBらしく、そそられます。

細かいことを言えば、SDを中心とするメディアの人はPCカードスロットが見当たらないので、USBフル活用な形になりそうなことや、LAN端末に向いてるんだけど輝きパネルの反射具合は?とか、キーボードの横方向の調整が一体型のためにできないのこととパームレスト部分が無いことで長時間の作業には向かないことが想像される点、USBにはマウスがぶら下がるだろうから結果的に空きポートは3つしかないだろう、という点、その各種ポートには、コード類が横側で接続されるので(使いやすいと思うが)美しくないだろうということ、ぐらいですか。あぁ、肝心なこと忘れてた、キーボードに「ほこり」が溜まりそうやなぁ・・・。

後、壊れやすいかどうか、とかカスタマーがどうか、なんて、今はどのメーカーも同じ。運がよいか悪いかでしょ。サポートも結局人次第だし。


まぁ、それでも、家のテーブルにちょっと置いて、インターネットなどの情報端末にするにはもってこいかもしれません。


昔、アップルも20周年記念Macといってデザインは良かったけど「あのでかいスピーカーなによ&ノイズひどすぎ」「モニタ狭すぎ」「遅すぎ」という3悪を背負ったマシン、「スパルタカス」がありましたね。

でも、ああいう大人の部屋にあうシンプルで素敵なデザインは良かったと思います。もうあの路線は無いんだろうなぁ、いまのアップルの機種はPBG4を除くと「なんか、子供ぽいイメージがする」んで好きになれないんだよねえ。

まぁ、そこまで大人っぽくしろ、とは言わないまでも、AfinaASでは青色系以外にもガンメタ調のカラーバリエーションがありそうなので、あの「SOTECカラー」が嫌な人でもちょっとチェックしてみるのもいい感じです。
正直、このスパルタカスの両脇のスピーカーだけで(ウーハー要らない)、ワイド液晶でCD部分が無かったら、いい感じマシンになりそうなんですが、それって、よく考えたら、VAIO Wですね。



今考えると、各社がこのWを真似したパソコンを出したい気持ち判ります。なんというか、家において絵になるパソコンのシリーズですよネ。

でも、気になるんですよ、正直、このWって、結局パソコン起動しっぱなしじゃないですか。TV録画も出来るとなると、なおのこと。

更に、横長って場所も取りますしね・・・って、考えるとAfina ASシリーズは、わりといいとこ狙っている感じがします。特に、ホームサーバーの端末という意味でも。その速度を求められる環境に有線LANで繋ぐってところが。敢えて無線とか使えないのもネ。でも、やっぱりPCカードスロット付いてて欲しかったかなぁ、と思う気もします。そうすりゃ、好きなところで作業できたじゃん・・・。

だから、結局はホコリの件も相まってノートマシンにするか、ってなっちゃいそうなのが、惜しい。



ってことで、参考になるかどうか? koby流 ホームマシンの提言5ヶ条:

  • 静穏であり傍で寝ててもうるさく感じないものが理想
  • 省エネを心がける
  • 掃除しやすい&ホコリが積もった時を考えたデザイン
  • コンパクトで軽く、コードができるだけぶら下がらないものが良い(好きな場所に移動できる)
  • ライフスタイルに併せた様々なメディア(SDやMEMORY STICKなど)が扱えるような配慮をすべき
嫌、別に買いたいと思っているわけではないんです。SRXと自作機のホームサーバー(260GB)で十分ですから。ただ、安かろう悪かろうの会社から「悪かろう」を取って「デザイン的価値」が付いたら普通のメーカーは驚異だろうなぁ、と思ったわけで、どっかのパクリもんばっか作ってるとユーザーも目が肥えてきているから知らないよ〓、と言いたかったのです。

デザインよりも使い勝手などを重視して行く方が、最終的には良い結果(=買い換え時のメーカーへ思い入れにつながる)ので、いいんじゃないかと思うのは私だけなんだろうなぁ、と思ったわけです。

それって携帯のNとかPとかSO使っている人が次も同じメーカー選ぶ感覚に似ていると思うんだけどな。そういうの商品企画している人ってあんまりかんがえないのかなぁ〓。



さぁて、明日は、あれか・・・。