土曜日、毎週休みになったようですね、あぁ、自分には今のところ関係ないのですが、子供の話です。学校に行かない日が1日増えたことで様々な波紋を呼んでいるようです。

1日増えたことで「親の管理義務」を少しでも増やし、学校任せの体質を改善させるのが目的のようですが、なかなか難しいでしょうネ。小学3年ぐらい(10歳以下ぐらい)までは面倒を見ないと事故などに繋がるケースが増えるので、親は「働けない」というジレンマと闘うことになります。10歳を越えていれば子供たちの自主性に任せてしまうのが手っ取り早かったりします。

自分の意志で考え、なにを選択していくか、これは早いうちからやらせる方がいいと思うわけです。でないと親離れしない子供や子離れしない親が増えていくのではないかと考えます。



最近のデータ(ラジオで聞いたんだけども)では、高校生の約9割の人が携帯電話をもち、その8割がメールを利用したことがあるそうで、かつ、出会い系サイトの利用も2割以上、インターネットを利用して情報を得ても、内容を鵜呑みにしないで自分で考えて判断できる、そういう人たちが増えてきているようです。



自分たちの親の世代は「戦争」の後を引きずって質素に暮らすことを軸に生きてきた世代のような気がします。自分たちの世代は「高度成長」をキーワードに過去の日本からの脱却がキーワードになって活きている世代のような気がします。自分たちの世代のすぐ後の世代は「自由」を解き放った最初の世代ではないでしょうか。コギャルやガングロなどを知らずルーズソックスの世代です。地べたに座ったりという既成概念を打ち破る「既に脱却できた世代」。



そして、今高校生や中学生の人たちは「情報社会で生きていく世代」だと思います。すでに都会型のゲームなどの遊びも面白くなければやらないと「吟味」でき、勉強しないで遊ぶのは「恐い」という思考を持ちはじめている世代です。


一方で、この世代に対して情報を操作・・・というよりもマーケティング的に与えている世代は自分たちの世代が中心だと思うので「高度成長」の世代は「がんばる」「自主性」を元にテーマを「吟味できる世代」にアピールするので「半分本気・半分まゆつば」という形で子供たちが捉えていることを覚えていく必要があると思います。



さて、土曜日休みになりました。会社も週休二日制が広く普及し土曜日に何をして過ごすか、ということが重要になってきました。仕事をしている人にとって、土曜日は「待ちに待った」休みの日で、1日中寝ていたい、という気持ちが大きいでしょう。その一方、親は子供に…この土曜日には「出かけて欲しくないけど目のとどく範囲に居て欲しい」…と思うのでしょうか。

となると、必然的に「インドアな遊び」中心になってしまうのでしょう。難しいですね、このあたり。

親子で、皆で集まってお料理体験とかするボランティアがあると聞きました。土曜日に小さい子供のうちからお父さんもお母さんも子供と一緒にお料理をする、こういう習慣っていいと思うのです。最近は男が料理できて女が料理できないカップルってのが増えつつあるので、「両方が料理できる」になる方が良いに決まってますので、そういうタネを植えるって重要なことだと思うのです。



個人的には、親離れしない子供より、子離れしない親の方が恐いと考えています。私には子供がまだ居ませんが、一姫二太郎、こういうの良いと思っています。やっぱり先は女の子です。って、今はまったく余裕がないので子供を作っちゃうと危険なんでしばらくは子供を作りません。

子離れしない親って子供からみればかなりありがたい存在なのですが、やっぱり良くないのではないかと思うわけです。独身時代を経験しないで結婚までいっちゃうと、なんというか、やっぱり金銭感覚がリッチなままだったりすると思いますし、「自由」を得るのには「不自由」がセットになるということを体で理解できないのでは無いかと心配してみたり。

まぁ、自分みたいに10年以上独身時代があるのは希だと思いますが、この10年は色々と体験できたので面白かったと感じています。こういうのは親から離れないと判らなかったことだと思っていますので、こういう機会を与えられるのは良くも悪くも「親の子離れ」だと思うのです。だから自分の子供には早いうちから家を追い出そうと考えてみたり(笑)・・・あぁ作る気も無いのに気が早い自分にうんざり(^^;



そうそう、子供のでてくるCMで、病院で悪役商会の人に手をピストルの形にしてこめかみにて「ズバーン」っていう子供が描かれている広告機構のCMがありましたよね。観た人居ますか?

あれを観て、恐い!って思った人とそうでない人が居ると思います。私は「恐い」派でした。ゲームと現実の世界が混乱し見ず知らずの人にピストルを「しかもこめかみを狙って」バーンとやれてしまう無邪気さ。死んでも生き返ってくるんじゃないかと錯覚しているゲーム世代。本当に恐いです。まして、それが死に直面する人たちが多い「病院」でってところが、なおのこと、恐い。あのCMは自分的には「すげぇ」と思った最近気になるCMの1つです。

の季節だと、山は面白いです。タケノコ・白木の芽・山菜。生き物は土から目ざめ、天気も良い暖かい日がちらほらと。自然と触れ合う機会って車とか電車でお金をかけないと手に入らないですが、こういうのが大事、って思うわけです。

最近、なんというか、自然のあるところが無性に恋しい・・・。都会のみで育った今の情報社会の世代は、GWって何をして遊ぶのだろう?



ふと、夏休みやGWなどの大型連休のありがたさは昔に比べて無くなってきているのではないかと思えてきました。GWはどこに行っても混むから家に居よう、そんな気持ちが自分の中でも当たり前になっているのが、最近思った「恐い」でもありまする・・・。



大人になって、思うこと。最近、土いじりしていますか? 最近川の音をゆっくり聞く機会がありますか?


私はGWになんとか作りたいと考えています。