早い更新ペースなんですが、週末は弟の結婚式なので、とても時間がない。そこで、今週のボヤ斬るは本来週末なのに、異例の木曜日更新にしました。



ところで、最初にこのネタ。なぜか、ボヤ斬る系コーナーはMacユーザーが見ていることが多く、Macネタをしないようにしたいのにも関らず、反響が大きい。そこで、数行だけ書いてみたいな、と。

ppleの現在の取り巻く環境は、色々な問題がありやす。

  1. 魅力的な製品(デザインも性能も含めて)が無い
  2. 製品の工業的な品質が悪い
  3. 製品のOS的な品質も悪い
  4. 輪をかけてサポートのレベルが低い
  5. マスコミが擁護してる(注意:MacLife/ApeX〓森氏の記事だけは別)
  6. インターネットでMacの楽しさを感じられるページが無くなった
  7. 自分自身、楽しくない


てな、感じでしょうか。いやはや、正直、モリサワのフォントを使いたい仕事をちょっとやることになって、今現在、1時間の通勤をする会社にしかMacマシンが存在しないので、ビックカメラの有楽町オープンのCube10万円でも買おうと朝からいったのは事実。

でも、買えないのでモリサワのフォントをやめちまえ〓と決断したのはその日の夕方。

そこまで、iBookを買うか、PBG4を買うか、かなり悩んでいました。本気で。仕事で必要なんだから、使いおわったら永遠に Classic 環境で使っていようと思いながら「しゃあないから、買うか」の決断下したのにもかかわらず、今、手元にありません。


  1. デザインセンスはそこそこだとして、iMacPowerMacのデザインはもう見飽きました。PMG4なんてポリタンクG3から変ってないんですからね。ほんと、いい加減古くせぇ。MacOS Xを使うのにメモリは500MB近くてG4でないと困るのに、満たせる環境は高価。しかも壊れやすそうであんまり良い話しが聞こえないPBG4か、古臭くてたまにピリっと感じる1世代前の部品でできているPMG4。

    iBookか安いCubeなら、と思ったけど、iBookはHDDいっちゃったらバラすの大変そうなので寿命は保証期間中の1年しかダメだろう。Cubeは安く買えなかったので却下。



  2. CDが取り出せない品質悪いCDの穴や、ウェルドライン、壊れたときの分解が面倒なiBook、大容量のメモリを同時に複数挿すとおかしくなるメモリがでてくるシビアさ、CD-Rを搭載しても起動できるCDを焼けない愚かさ、使いにくい光学マウスとサードパーティのマウスに取替ると起動時にかならずトレイが飛び出すという間抜けさ、まだまだ他にも電気周りの設計の甘さをごまかすアップルの発言なんかも聞いていると、ほとほと情けなさを感じる。

    最近のMacにはHardWareTestを実行するためのCDが付属している。これはまさに「自分の製品の質の悪さを認めた」ことではないだろうか。自社でテストするだけでは品質に自信が無いからユーザーの方でも調べてね、ってことを意味している。そして、色んなことを限定するために、そのCDはプログラムの形ではなく、専用の起動CDを付けてCD起動しないと実行できなくなっていて、他のMacでは動かないように仕掛けがしてある。とくに最近のG4にしか有効にならないようにできている辺り、今までの品質に自身のない証拠だろう。

    ユーザーは、使いだす前に診断テストを自分でしなければならないのだ。なんとも嘆かわしい。しかし、宗教に侵されたユーザーは「壊れたときでもこれで診断できる」と勝手な解釈をしてしまうのだろう。自分のところの主力製品の品質管理もできないでユーザーにやらせるなんとも哀しい会社だよ、アップルというところは。それでも工場用診断テストプログラム実行のまま出荷されたり、日本語向け梱包に英語OSが動くなんていう間抜けな状況、なんで怒らないのか?不思議でならない。

    アップルだから許せる?そんな甘いこと言っているからいつまでも直らないのだ。あの会社は、もう何年も。こんなこと、PowerMacの出はじめのころからあったことではないか!


  3. 頻繁にアップデートを繰り返すわりには相変わらず内蔵DVDやCD-RWをまともに扱えないMacOS X。アップデートにかかる時間とネットワーク問題。Classicに関しては、安定しないCarbonLib。そして、何より問題なのは新しいMacは新しいOSでないと起動できないというフヌケな仕様。安定するversionで仕事したくてもそれができない(8.1環境でDTPとか)くせに、新機種が出るたびにソフトとの問題が多く、有料の大御所ソフトのversion Upをする羽目になる。→買った後のコストかかりすぎな問題。



  4. 新機種の交換もままならないパーツ体制だけでなく、PBG3(PDQ)の部品さえまともに確保できずにPismoへの有料取替を促すサポート、何かとあれば初期化入れなおしのサポート、送れば何も無かったの報告書(自分で調べれば100%出る問題でも)、取り寄せれば数週間かかる部品修理、返事の来ないアップルストア、等々、キリがない。


  5. マスコミはアップルを擁護し、擁護しないと制裁を加えるおかしなメーカー。言葉を選んでボキャブラリの無いライターは墓穴を掘る。ボキャブラリー豊富なライターの記事は何を言いたいのかよく判らない、正しく目で見たものを聴いたものを書くライターには批判の嵐、等々、普通じゃない宗教活動としか思えないフシ。


  6. インターネットで見てて楽しいと思えるようなソフトの使い方やTipsを書くサイトが激減。ニュースの写しと世間話の日記、くだらないだじゃれ会話か難しすぎるテクニカルライトばかり。Macを使いたいと思うような面白い記事が激減している。


  7. なにより、よく落ちてムカムカくるClassic(メモリリークで再起動するのもむかつく)か、使いたいソフトがネイティブで動かないMacOS X。放置するサーバーにしても、Classicだと使い物にならず、MacOS XではWebかファイルサーバー目的にしか使えない。
    しかもそのためにはUNIXの知識を要求してくる。

    自分自身、昔のように触っていて、楽しいと思えない。もっとも、何かをするための道具ありきの私の考え方の「実現できて楽しい」は、「眺めるのが楽しい」という人には判らないだろうけども。


と、書いてみました。これ、後で、永久保存版的に、別ページにしっかりと、まとめようと思います。


まぁ、判っている人は判っている。でも、それでも、まだ買うバカも居る。しらないで買うなら仕方ない。みてくれに騙された人なんだからどうしようもない。でも、判っていても買う人が居る。

こういう人が居る限り、アップルの悪いところは直らない、そう気がつかないのだ。不買運動を起こすまでもなく、ダメなものをダメと言えない日本人の王道を行っている。

OS9.1にしないと直らなかったWindowsサーバーとの連携もそうだ。PMG3/DT&MTのEthernetのバグもこっそりだし、隠しまくりの酷い体制だということをユーザーが気がつかない。過去のジャストシテム:一太郎4初期バグこっそり直し事件と似ている。

知っている人は気がついていて、文句を言っているのに一般のユーザーは「おかしい」と思わない。また、そうなるようにごまかしているメディアがいる。メディアは商売のために都合のいいことしか公表しない。

最近のOSの問題は、自分たちでなんとかするを越えている問題も多く、私レベルで直せるとかそういう域を越え始めてきている感じがする。

でも、それは、1ユーザーがブツブツいっても、ただの愚痴なのである。適当に本当のところを話さないでごまかしつづけているメディアがいる限り、それを宗教的に拝むユーザーが不買を起こさない限り、今のアップルは治らないだろう。



だからといって、Win2000が良いとは限らない。例えば、最近ServicePack2をZ505DRKに適用したら、ブルーバックが出始めるようになった。Win2000OSのブルーバックMacOS Xでいうカーネルパニックに近い。つまり再起動すらできないエラーだ。

だから、Win2000にすればなんでもOK、というわけではない。ただし、Win2000SP1であれば安心して「やりたいこと」ができる一番の環境である、というのは間違いない。

現在、Win2000SP1のVAIOが、私の一番やりたいことを実現してくれて楽しいマシン、そうなっている、それだけのことだ。

Win2000マシンの中で、価格性能比もVAIOが一番良いのではないかと思う。中山美穂が手に持つワイド液晶のNECパソコン、いいな、あれ、欲しいな、と思っても30万でも買えない値段だったり、ものすごく薄いノートやCDついているコンパクトなノートを出してみたものの、128MBまでしか搭載できないなんていうお粗末な仕様だったりと、他のメーカーでは妥協をしているポイントを間違っているようで面白みがない。

ただ、Windows陣営のいいところは、「面白みのないマシンは本当に売れない」ところである。売れるものは売れるが、売る側が良いものを作らないと、本当に売れない世界がある、これが良いのだ。Macでも Cube がそう?という話を聞くが、あれば、初めからCPUをG3にして、10万円程度で販売していれば相当人気の出た商品だったと感じる。iMacのディスプレイ無い版として出すか、初めから液晶17インチをセットにして今の価格にするとかしていれば。

まぁ、デザイン重視の製品が製品の製造過程での失敗をほったらかしにするウェルドラインや、発火の問題をうやむやにしたんだから、どうしようもない。

「デザインの完成度が高いからお金に糸目をつけないように高く買わせる」が目的の内容のちゃちいG4で利益の生む商品だったのに、「完成度がイマイチでそもそも命の危険を解決しない」ってんだから、誰も買わないだろう。狂牛病がでた牧場の牛の肉を食べるようなもんだ。牛なので美味しいかもしれないし、安く買えるかもしれないけど、恐ろしいってやつだ。

そう考えると、100台も売っぱらったビックカメラはある意味「古い牛肉を挽肉にしてリパックして売るようなもんだ」な(笑)。腹痛を訴える消費者が居るかもしれないけど「良く加熱してから召し上がりください」と貼り紙して売るやつだな。



とにもかくにも、買わなければ、と思った時期が来たのに、「買わないで諦めた」のは事実。7月に発表されるという噂による買い控えも効いている。今の製品の質が悪いから、どうせ悪いなら次を見てみるか、になる。

iBookのゴム足の改善を見て、筐体の大きさなどを見て、まだアップルの開発内部にはユーザーを考える「魂」をもった人がいる、そう感じたから、まだ買わないで様子見てもいいかもしれない、そう思える。



でも、そのうちに、WindowsXPで十分な世界に突入してしまう。年末までにMacOS XMacOS 9なみに使いやすくし品質に文句付けられないような製品を出荷できる形に変ることができれば、今後のOSのために新しいPBG4の7月モデルを買ってもいいような気がする。仕事であるといいな、と思うこともあるのだから。

しかし私は腐った肉やリパックされたものを「安い」や「美味しそうだ」、なんて言って買うほどバカではない。ユーザーをナめてもらっては困る。デザインだけが良いという時代は、とうに終わっているのだ。

(うちの過去のログを見ていけば、私がどんなにMacOSに落胆しているか、判ってくれるかもしれない。本気で愛したこともあったのだ)。



、つまんない話しはこれぐらいにして、結婚というものを考えてみるとする。ちょうど、籍を入れてから、半年を越えたのもある。今度の9月に結婚するという後輩もいるぐらいで、去年と今年はなんとなく流行年のような気がする。去年ならば20世紀最後、今年ならば新世紀を区切りに、といったところか。

まぁ、新婚生活はどう?と聞かれて、答えられるのは2つ。


  • 1つは、時間が足りなくなった
  • 足りない時間ながらも、愛する人間が側に居るという安心感が得られた



    ではないだろうか。もっとあるが、一番はこれだろう。共働きで子供の話しが一切ないのにも関らず、お互い仕事で遅くなる機会が多いので、どうしようもない。まぁ、でも、それなりに楽しいのではないかと思う。特に、まだ「新婚」で括られる時期だし。


    でも、結婚を意識するって、そうとう勇気が居ると思っていたのは幼少のころ。かなり勢いでいっちゃうもんだなぁ、と思うのが最近かな。逆に言うと、勢いがつかないと行かないもんで、何年つきあっててもダメなものはだめ、なんだろうと感じてきた。



    で、弟は、俺の結婚の話しを持ちかけて、すぐにプロポーズしたようだ・・・。対抗意識バリバリじゃん(笑)

    とりあえず、兄として、弟より早く結婚したので、形は保ててよかったかな、とも思う、今日このごろ。これからもお幸せに。あ〓、モーニングなフォーマル服やドレスを揃えていた今週だったよ・・・(笑)

    有楽町は飽きた^^;