この23日のお休みで、なんと、100日を切っていたんですね。今世紀(といっても今世紀は2000年までらしいのでまだまだ来世紀は先だけど・・・)。実は、そのことに気がついたのが夜のニュース。ふぅ。

ということで、本来商品をフォーカスしようと思っていたのですが、これだ!っていう製品に出会えなかったので、この間のできごとについてちょこっと(実はこのネタ、ボヤキ用だったのだが、変更してこっちにしたっす)。



なんというか、色々ありましたね。1000年代。1970年に生まれた私にとって、2000年というのは30になる歳なのでかなり節目です。まぁ、人生は20年単位でサイクルがあるっていう話しもありますので、30というのは10歳のころと同じようなことが起こる?はは。



実は、中学時代はかなり嫌な時代を経験しているのでこれと同じようなことが起こらないよう、自分なりにうまく工夫したいですね。

で、繰り返しといえば、ドラゴンクエスト

今度はゲームボーイカラーで再現とか。いいかげんにして欲しいですね。まだガンダムのように同じ時代に生きた別の人間のドラマのような工夫のほうが幅があって興味を持てる。おんなじものをリメイクばかりして、どこが楽しいんだろう。開発側もつまんなかっただろうに、かわいそうだ。

もともとエニックスってのは企画をやる会社でそれを開発会社に委託して、今までに無いようなものを想像したいっていう希望を掲げていたはず。それが、同じものを繰り返して作るってのは、よっぽど経営が危ういのではないか、って思いますね。

同じコードや同じデザインを手直しするだけで新しい作品になるわけで、考えられるのは「開発コストを安上がりにそこそこの利益を得る」か「新人教育の一環でそのついでに収入を得る工夫」ですよね。


で、本題。、SONYは今年の始めに「ドラゴンクエストは今年に出ます」と宣言しましたよね。もうすぐ出るということですね。もう発売日が予想できます。

これはおそらく年内ギリギリの12/25(土)かその前の18日ぐらいでしょう。これは、ですね、ギリギリまで伸ばしたいという意向が、プレステ2の発売日の後になるんではマズイ、という予想なわけです。だからプレステ2が12/3に発売できなかった・・・つまり123の法則に合わせたかったのに、プレステ1用のドラクエがその後の発売になってしまう。これではお互いで発売のバッティングならぬ、消費者の財布のバッティングなわけだ。

これは、両方とも売り上げに響くし、マイナス効果なのは誰が見ても明らか。

だからこそ、プレステ2を12年3月4日にした。これによりSONYは量産体制もバッチリ、ソフトも同時発売数が増える。1999最後のソフトとしてドラクエを発表。うーん、なんと、素晴らしきシナリオではないか。



そして、実は、もう1つある。PS2のエミュレーション機能にもしバグがあったら大変なわけだ。つまり、先にPS2が出てしまうと、このPS2のエミュレーションでドラクエを遊んでしまう可能性が高い=ドラクエのエミュレーション上での動作テストも開発側で行わなければならないドラクエの発売日がさらに遅れる可能性がある、ということ。

これがドラクエの後に出た場合なら多少動かない可能性があっても、あくまでも「おまけですから」で逃れることができる。

また、そうならないような検証を取る時間があれば、「この製品は動かない可能性があります」というリスト作成を用意できる。

つまりは、そういうことなんだと、思うわけ。どうでしょう?

そう考えていくと、1000年代中に発売しないわけ、が、意外にスマートに落ち着く。しかもPS1の在庫一掃もドラクエ効果で期待できる

うーん、なんて、素晴らしいマーケティングだ、と思えます。SONYって。

しかい、良い部分だけではなく、MemoryStick WalkmanATRAC3だってのが・・・音質にこだわったのか・・・・ここのマーケティングはいまいちだった気がするが。部署によっては違うのねん。ATRAC3ってすごいと思うけど64MBに80分ってのがどうも。これじゃMDと同じではないか(現時点での最大録音時間という意味・・・MDは120MBぐらいだったよね)。あーでも、来年とかには128MBとかだすのかなぁ・・・。そうすればMDより化ける可能性があるなあ。