無責任でいい加減な情報とな何か?
いい加減なメディアは何か?インターネットかTVか。
NHKの討論番組、ちらっとしか見られなかったんですが、私も感じました。
やはり、Pushメディアに慣れ親しんだ人たちにはメディアの信憑性を問うことは無理なんじゃないか?とも感じます。
ある意味、TVのPush情報を信じた世代にとっては、それらの宗教に近いですからね。
私も小さい頃は、まったく疑いもしませんでした。
TVや新聞の情報は正しい、そう信じていました。
そして、大衆紙〜とくに週刊○○○、とか付く名前の情報誌はTVと違って嘘臭い、それが当たり前と感じていました。
危険ですね。
そして、そう思っていた世代が、そのまま大きくなってTVを常に見ているわけで。
昔から、何か知りたいと思ったら、人に訊くのではなく自分で調べなさい、と言われ続けて来ました。
小学生のころは、その言葉に対してうるさく言われた時期でした。中学生の頃はそんなもの、自分で調べるには限界があるじゃん、と思っていました。
新聞、図書館。百科事典なんかも買ってもらっても「そこに無い情報」はTVがPushしてくれるのを待つしかありませんでした。
時代は確実にかわりました。
知りたい、と思ったら、パソコンでインターネットを使えば、そして英語さえ覚えれば、ほぼ無限の情報庫です。
こうなってきたことで、初めて「何が正しいのか?」が、自分で判断しなければならないことを理解できます。
今の子供たちと大人の子供時代で決定的に変ったのは、「判断力」じゃないでしょうか。
そして、その「判断力」を身につけられない育ち方をした人は、オソロシイ事件を興している、そんな気がしてなりません。
「2chに書いてあることは、信憑性の少ないイタズラだ」
今でも、そう思って居る人が居るならば、その人は既に時代遅れです。
2chはカオスです。真実もあれば嘘もあるしカラカいやイタズラ、Fake、様々な情報は文字が飛び交っています。
判断するのは自分、自分で見極められれば、それは真実にもなります。
昔は、図書館や新聞、そして勝手にPushされるTVしか情報源がありませんでした。
朝日新聞は○○よりだ、とか色々言われることもありますが、それでも新聞やTVは真実だ、そう思うのも仕方がありません。それしかなかったんですから。
今は、違います。
判断するのは、自分です。
今になって、ようやく子供のころに言われた言葉が活きてきます。
「知りたいことは、自分で調べなさい」
というのは、「人の言うことは話し半分で、信じたかったら自分で確証を掴みなさい」という意味だったのかもしれません。そしてその先にあるのは、「自分で調べて自分に自信を持ちなさい」だったのか?とも。
そうですね、最近、自分に自身が無くなってきていたのかもしれません。