LeopardにみるMacOS Xの進化

いやぁ、お久しぶりが続きます。
このペースは当分、あんまり変らないかな。

今度の新OS、そろそろみなさん試した頃でしょうか。
正直、これ、MacOS Xに戻るきっかけになれそうな予感がしています。

自分が使っているメインメールソフト(EdMax)やテキストエディタ(ViVi)はWindows版しか無いので、どうしても戻れませんでしたが今回は、かなりビビビってきてますね。
まぁ、今はそれほど需要が生まれていないので(音楽と動画再生は既にMacMiniで、FFとや普段作業はtypeFのままで十分満足)すぐに、って言う話は無いのですが、私みたいにMacOS Xが・・・っていって諦めて遠ざかったユーザーにはかなり魅力的にみえます。

Finderの見せ方がiTunesiPhotoと同じになったは、ようやくOSとしての完成度が高まった証拠ですし(これがMacOS Xのインタフェースだ、ってのが、Cover Flowと相まってようやくNextOSから開放された感じがします。

正直、これが真のMacOS 9.2の後継じゃないの?って感じがしますよ。
まだ、せっかくの売りであるTimeMachineが別ドライブのデータに対応していないところが微妙ではありますが、そのうち改善されるでしょう・・・。
ところで、たぶん、このTimeMachineのことを考えてのことなのかな?って感じもするのですが、MacOS Xのホームディレクトリって、特殊な裏操作をしないと内蔵HDDしか使えませんよね・・・。
リモコンでFLVのムービーを操作するのに、内蔵HDDのホームフォルダのムービーフォルダに入れたものしか認識しないんですよね。別のフォルダを追加で指定できない(サブフォルダをちゃんと認識して階層管理できるけど)。

今は、ホームフォルダ(Movies)をUNIXターミナルからln -sでalias化することで(ln -sのシンボリックリンク)、ホームフォルダそのものを別ドライブにしちゃったんだけど、これ・・・こんな構成にしちゃったときにTimeMachineはどう動作するのかな・・・。
普通に考えて別ドライブでもaliasで内蔵になっているはずなので、別ドライブへのBackup(すなわちオリジナルと同じドライブ)を指定できるはずなんだけど・・・。
逆に、ネットワークドライブとかも、無理やり内蔵と認識させた形にしておけば、できたり・・・。

と、まぁ、色々考えてます。

まぁ、そのうち、MacOS X中心になるかもしれませんが、両方を使い分けていくのは変らないかもしれませんね・・・。



#追記です

どうやら、TimeMachineはマルチリンク(ハードリンク)を実装したうえでの実現のようですね。
つまり、HDD上のインデックス情報を複数もたせるようにして、メインが消えた後も裏で持ちつづけるという仕様のようです(つまり、データはHDDの盤からTimeMachineの限界までずっと消えない)。

ということは、同じHDD上にすると、元のデータは消えず新しいデータのみどんどんと追加されていくわけで、あれを消して、これを残すとか、色々やってるとHDDの限界がすぐに来ちゃいそうです。
そして、そういうことを未然に防ぐために『元と同じHDDを選べない』ようにしているっぽいですね。

シンボリックリンクで別ドライブを呼び出して、そっちにデータをBackupさせるならいざ知らず、既にシンボリックリンクで別ドライブのものを内蔵ドライブのように見せかけている場合、別ドライブのハードリンク情報をその同じドライブに内蔵ドライブのものとして複数保存していくことになるので(もちろん、ちゃんと別ドライブであることを認識したうえで保存してくれるだろうけど)、バグが潜んでたら怖いですね・・・。

つまり、みせかけた別ドライブのalias情報でも正しく保存されるかどうか、誰かのレポートを待ってから使う方がよさげです。内蔵HDDのインデックスだけしかなければ、別の場所(例えばネットワーク先のサーバー)だろうとMOだろうとなんとかなりそうですが、ごちゃまぜ情報となると・・・
何せ、本来のosの姿をいじってるわけですから・・・ちょっと怖いですね。

すると、TimeMachineは、単純に別ドライブにデータを退避したものを簡単に管理するbackupソフト(手でコピる手間省きと検索で過去まで遡れる便利さを加えた)と考えればよさげですね。

過去まで遡れるわけだから結構いいな、とも思えるんだけど、今は様子見かな、この機能。
だれか、ホームを別ドライブにあてた環境でTimeMachineがどう働くか検証してください(ーー;