レンタルショップが消える日もありうる

PalmOS2004-11-02


ひかりdeDVDは、期待していたサービスの始まりといえる。

これを見ると、やっぱりBlueRay対応で、TWINチューナー対応で、かつ、このようなサービスに対応していて、かつ、ネットワークでも見られるという録画機が今後の主流になりそうな気がしてくる。

特に、光回線を利用してハイビジョンクオリティがダウンロードでき、それを一定の期間で自由に見られる、ってのは、今後の需要だと思う。

DVDのメディアにコピーすると、失効の問題をややこしくするから、HDDにダウンロードするのがいいだろう。で、指定の期日で自動的に削除するようなしかけが予めDVDレコーダーにあればいいのだ。

このソリューションが最終的に目指したモノに近づけば、確実に言えるのはレンタルショップが消える日が来ることもありうるということだ。

データでダウンロードするってことは在庫なんて関係なくなるわけで、それこそ素晴らしい世界だ。

しかし、新作発表と同時に来る大量のアクセスに耐えられる設備投資をしなければならない、とか、巨大なHDDデータを管理しなければいけないとか、そのバックアップはどうする、といったことになるので、今の段階では現実味が無い・・・って思っていました。


このひかりdeDVDは、それをやろうとしているわけです。

レンタルショップは、最終的にサテライトセンターになればイイのじゃないだろうか。
すべて中央のサーバーにアクセスされると負荷がかかるし、地域に根づいたデータ配信をすればいいのではないだろう。
そして、それは地域独自のCMを流し、ってことになるのでいいのではないだろうか。

こうして考えていくと、

 レンタルショップが消える日=放送局が地域に落ちて崩壊する日

になりそうで怖い。これはこれで、いい。が、反発も大きく、どこかでネジまがりそうである。