つのマシンと、1つのアイテムのお別れを考えました。


特にLXに関しては、色々な思い出があります。購入時の1/4の価格にて買い取られるので非常にもったいないのですが、現在の仕事の兼ね合いもあるのでお別れにするとしました。


C1に関しても、かなり思い出深く、CLIEBluetoothHotSyncしたり、XPへのチェンジをしたりと色々楽しみました。




写真のAirMacも、先日にわけのわからない故障〓いきなり使えなくなった・・・にて、お蔵入りしましたし、なんか、身の回りに色々な変化が起きています。

そして、もうひとつは、CyberShotP1。これも、世界最速実機入手レポートという実験をやったもので、実はSonyStyleの保険による保証がまだ10ヶ月ぐらい残っています。

300万画素、この形、結婚前から今に至るまで色々な思い出があります。最近の写真は、ほとんどこれで撮影していました。
マクロに弱く、彩度が足りなく、今となっては重いマシンですが、それなりに活躍できました。





今回、こうなるまでに至った私的な経緯は色々あります。簡単に言うと、目が覚めたという感じです。

自分の家に、何台のパソコンを置いておけば気がすむのか、という問いでもあります。答えは、サーバーを除くと自分用のマシンは自作機のデスクトップと持ち歩きやすいノート、この2つで十分ということです。

C1は嫁が使っていたのですが、速度も遅いので、手放した金額をもとに Victor の InterLink でも買おうかと思っています。一番安いモデルでも自分が使っているSRXと同じ速度ですからねえ・・・・。

色々これに関しても悩んだのですが、現在売られている新しい C1 は高値だし、ちっちゃい U は画面が小さすぎて目に悪いし、そもそも クルーソーマシンは遅くてイライラしてダメです。パナの Let'sNote R1 はかなり良いのですが、嫁が持ち歩くにはちょっと大きめです。


ということで、VICTOR の InterLink XPが良いです。液晶側のパネル面のデザインがダサダサなんで正直考えてしまったのですがカッティングシートとか貼って隠しちゃえば良いやって決断です。嫁のパソコン環境を良くする=遅くてイライラなくなる&就寝までの時間短縮ということもあるのでそれにしようかと思ってます。下位モデル10万前後で手に入るのも魅力ですしね。ASUSOEM製品なのですがBIOSのアップデートもあり細かい不具合への対応もしているようでメーカーの姿勢も良い感じがします。





後、新しいマシンに手を出す確率は、かなり低くなると思います。とかいって、「すごい!」と思うものには簡単に買っちゃうような気がしますが、今の時代、凄い!と思うものってなかなか出ませんから、しばらくSONY離れしていくと思います。

デジカメ・・・私が使う分はCLIE NXで暫く代用し、嫁が使うことを中心に考えて CASIO の EXILIM にでもしようかと思います。InterLinkがSDカードでEXILIMもSDカードなので相性が良いし反応速度も良いし薄くて軽くて安い。もうP1とはレベルが違う・・・。

デジカメに関しては、正直、富士フィルムの画質が好きなのでそっちを買いたいのがヤマヤマなんですが、変な規格のカードを採用している時点でアウト。任天堂のゲーム機の話をしたように、一般的に普及していないメディアは最後に手に入りにくくなって終わりますからね、何を考えて独自路線に走ったのか判らないけど、SDかMEMORY STICKに、最悪CFにしていれば良かったものの、あの新規格のメディアを採用した時点でメーカーの方向性に嫌気がさしました。よって、良いな、と思えど「欲しいな」に繋がりませんでした。

というか、メーカーに嫌気が差したというべきか。だって、以前MEMORY STICKを採用してっていうメールを出したことがあるんですが「スマートメディアは高い&コストが一番安い」とか言っておきながら、結局消費者にとって一番割りに合わない選択をしたわけですし。自社の都合ばかり考えていますよね。


他のデジカメと比べた場合、値段もフジではズームが付いていないコンパクト機種の値段で他社のズーム付きコンパクト機種が買えるということもあります。


今後は、良いモデルを買うことをしなくなると考えています。そもそも自作機が4万で買える時代に20万以上の金額を出してパソコンを買うのが馬鹿馬鹿しい。ノートは液晶モニタとかその携帯性〓機動力があるから15万までは許せる値段の範囲かとは思いますが・・・。

カメラにしても同じ。自分で使うのは1280x768程度の画素があれば十分なのでこれって120万画素。まぁたまには大きく撮りたいこともあるだろうから、200万画素あれば十分。むしろ手軽で安いほうが落としたり紛失のケースを考えて無難。10万の良いカメラを使うより2万の手ごろのデジカメが程よい感じ。旅行にも安くて小さくて軽いほうが気楽に持っていけます。

そう考えると、40万近いPowerBookなんて、もう買う気にもなれない。



20世紀と比べ、時代は変わったと感じています。昔はパソコン買ったら3年は使うぞ!って思って3年使うなら少しでも良い機種を・・・という感じで使っていました。長く使うなら良いものを、これは非常にまともな考え方だと思います。

しかしながら、どうでしょう、実際は長く使わない/使えないのが現実でした。長くて2年、通常は1年半で新しいモデルが欲しくなるかタイミングよく壊れるか、逆にソフトや環境が古いPCを追いやる・・・。


10万円のデジカメを買って3年使うなら1ヶ月あたり約3000円ですが、2万円のデジカメを1年と考えると1ヶ月約1500円ちょいなんですよね。もし2万円ちょいのデジカメを3年使えば1ヶ月あたり約600円なんですよね。


で、実際は高い機器ほど壊れたときの精神的ショックが大きいし、意外に壊れやすいという感じがしていますので、それを考えても安いものを使っていたほうが良いと感じています。
これはパソコンの値段にもあてはまることで、
高いものを無理に手を伸ばすよりも手ごろなもので十分、そう考えられる時代になってきています。



また、SONYでなくても安くて良いものを作るメーカーが出てきたという背景もあります。未だにパクリデザインで高いものしか作れない国産の老舗メーカーNは置いておいて、富士通にしろ東芝にしろ、デザインのパクリ+αだけど安い〓だけでなくデザイン力が少し独自性が出てきた〓という良い感じの製品が出はじめています。


来年からは家電+PCでインテリアの方向性がますます強くなって面白くなるような気がしています。内部的にも新CPU登場や、HDDやメディアの大容量化、無線ネットワークの充実、燃料電池の登場、等々、周りの変化もでてきそうです。

今の技術の総決算の意味で「今」チェンジするのは良い感じがしています。年明けて春になってしまうと買い控えしたほうがよさそう。新しいものがどんどんと出るけど半年以上経たないと落ち着きませんし値段もこなれませんからね。ましてや新技術がすべて搭載されるまで「あれがいい」の連続になりそう・・・(iLinkの高速版USB2、新MEMORY STICKに代表されるメディア新規格、内蔵無線LANの高速化規格、XGA〓1024x768からの脱却、燃料電池等や水冷機構など一度には採用されなく、また本体に初めから内蔵していてくれる方が助かるものが、従来のパターンからいって徐々に搭載されモデルチェンジすると推測しています)


今後の買い換えなら「一般的に普及しているものをできるだけ採用していて」「機能が満たされていて」「安い」というキーワードで機種選定するのが良いと思います。SONYの製品も例外ではなく、最近は「これは素晴らしい」と思うものが減ってきています。ただ、SONYの場合「安くて機能が満たされていてデザインがそこそこ良い」ものが良く登場するのでついつい買ってしまうというのがあります。1年前に今でも十分通用するスピードのSRXが15万ちょいで買えたのが未だに信じられない。これがSONYの凄いところです。



色々考えて、年内に家のパソコンを減らします。PDAと同じで使用頻度の少ないものをいくつも手にする必要なんかないと思っています。コレクターではありませんし。

1年以上経って、今もなお、SRXは低価格モデルを購入して良かったと感じています。どんな良い機能のどんな良いマシンでも、1年待てば1/3の価格で実現される、これが今のパソコン市場の原理のような気がします。

また、デスクトップマシンも自作機に値段的にかなわない現状を考えると、SONYのGigaPocketの用にハード的に他では手に入らないものを搭載していない限り、粗大ゴミで手放すのとそう変わらない値段でしか買い取ってもらえないようになってしまうかもしれません。

2002年は、7万円だせばかなり良いデスクトップパソコンが買え、15万出せばノートマシンが買えるという、ある意味、PCがパーソナル化した初めの年かもしれません。MSXという機種でパーソナルなパソコン文化に踏み入れた私が、ようやく到達した時代に触れることができた感じでもあります。



ソフトもアップグレードする必要なんてないどころか、アップグレードすれば「より」良いマシンを購入する羽目になるので、この辺も注意していきたいです。今のPhotoShop7+VAIOSRX、ワードにエクセル、その他、もう十分になってきました。

車と同じで、高級車を持つことに意味がある人は高級なものを求めてもいいでしょうけど、私はそうでない側の人間。

だから、決断を下したんです。


シンプルで機能が満たされており、使う側の3歩先を考えて作られているもの、ただシンプルなだけでなく余計なものも無い。この感じが私の考える「ZEN」です。新機種の出荷内容とか全体の構成、悩んでいたら、私に相談してくれれば色んな人間のことを想定してあげられるのに・・・。